


西本願寺のツツジが満開
京都、七条堀川の交差点を堀川通沿いに少し上がる(北にいく)と、西本願寺のツツジがピンク色のグラデーションになって、見頃のようです。
これは先日会社帰りの主人が撮影した写真です。
私は今日も一歩も外に出ず。
ツツジの思い出と言えば・・・・・・
子供のころ、公園でツツジの花を取って、蜜を吸った覚えがあります。
うわ〜と顔がほころぶ甘い「アタリ」のもあれば、「ハズレ」のちっとも甘くないのもあって、次から次へと花をむしって吸ってその場に捨てるので、
現場はツツジの花の残がいだらけ。
「草花を大切にしましょう」という標語も、全く目に入りません。
甘い蜜を吸うために、花むしりはエンドレス。。。
今ならめっちゃ怒られる!
それに今は、「黄砂」や「PM2.5」やら「排気ガス」やらで、蜜より毒が多いかも。
ツツジは中国語で、‟杜鹃dùjuān”
“杜鹃”には「カッコー」と「ホトトギス」の意味もあるのですよ。
ホトトギス属のカッコーは“大杜鹃”
ホトトギスは“小杜鹃”というそうです。
カッコーとホトトギスが「大小」の差とは!
さらに「ツツジ」も同じ‟杜鹃dùjuān”とは!
では、もしも、ツツジの枝にカッコーとホトトギスがとまって、蜜を吸っていたら、
うわ〜〜、‟杜鹃dùjuān”だらけ。
話者が多い世界の言語ランキング!「中国語」は僅差で 「英語」に次ぐ第2位
話せると世界が広がります。
良知学舎で楽しく学んでみませんか?
緊急事態宣言発令中で、自粛かなと、外出を控えて、ちょっとストレス感じていらっしゃる方も多いと思います。
でもまあこうして無事でいられることに「感謝」です。
今日は、その「感謝」と、同じ「感」がつく、「感激」の違いを紹介します。
感谢[gǎnxiè]と感激[gǎnjī]
同じところ: 両方動詞です。
いいことをされたり、気にかけてもらったり、助けてもらったりして、相手に好感や好意を伝える時に使いますね。
ひとつづつ見ていくと、
まず、感谢[gǎnxiè] は「感謝する」と言う意味で、
例文:
表示衷心zhōngxīn的感谢 /心から感謝の意を表します
感谢不尽bùjìn /感謝にたえない
非常感谢你的帮助 /あなたの援助に心から感謝いたします
次に感激[gǎnjī] (人の好意に)心を強く動かされる,感謝するという意味
例文:
我非常感激他 /私はあの人に心から感謝している.
感激涕tì零 /感謝するあまり涙を流す.
感激と:感谢を比較しますと
①“感激” は他人の好意に強く心を打たれ,気持ちが高ぶることに重点があります。
“感谢” は他人からの援助や贈り物に対してお礼の気持ちを表すことに重点があります。
②“感激” は“感谢” よりも強さ・重みがありますね。
また感激[gǎnjī]は日本語の「感激(カンゲキ)」とは異なりまして、必ず人の好意や援助について言いますよ。
ここポイントです。
例えば、
昔あった、カレーのコマシャールで、「ひでき、かんげき」というのがありました。
だいぶ古い?
この場合カレーがおいしくて、ひできは感激(かんげき)したので、人の好意や援助についてではありませんよね。
なので、中国語の感激[gǎnjī]は使いませんね。
日本語と同じ漢字だから、中国語でも意味が全く同じとは限らないので、少し気を付けていただければと思います。
★ 中国語ができれば世界の13億7000万の人とコミュニケーションがとれます。
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日本ではコロナがなかなか収まらず、5月の連休も自粛で旅行にも行けませんが、
中国では国内旅行が、エライことになっているようです。
先日4月23日の新浪科技のニュースによりますと、
去哪儿数据显示,截至目前,2021年五一假期国内酒店预订量已经超过2019年同期四成以上,每晚均价为458元,比2019年时贵了85元;而与2020年五一假期相比,预订量增长8.1倍。
Qù nǎr shùjù xiǎnshì,jiézhì mùqián,2021 nián Wǔ-Yī jiàqī guónèi jiǔdiàn yùdìng liàng yǐjīng chāoguò 2019 nián tóngqī sì chéng yǐshàng,měiwǎn jūn jià wèi 458 yuán,bǐ 2019 nián shí guì le 85 yuán;ér yǔ 2020 nián Wǔ-Yī jiàqī xiāngbǐ,yùdìng liàng zēngzhǎng 8.1 bèi.
訳文:
Qunarのデータによると、現時点で、2021年のメーデー連休期間における国内のホテル予約数が2019年の同時期より4割以上増え、1泊平均458元(日本円約7,600円)と、2019年より85元(日本円1,400円)高くなっています。予約数は2020年のメーデー連休期間に比べて8.1倍増えました。
Qunarとは、中国の大手旅行サイトのことです。

みんなどこかに行きたくて、うずうずしているのでしょう。
やはり、日本でコロナが収束して、海外との行き来が正常に戻れば、外国人観光客が溢れかえっていた1年半前のあの情景が再現するに違いないとニュースを見て思いました。
そうなると、通訳ガイドも大忙し!
今はまだ先が見えないトンネルの暗闇の中ですが、先を見越して「中国語で通訳ガイド」ができるくらいに、生徒さんになってほしい、学んだ中国語を活かせるようになってほしい、さらなるレベルアップのため、私もできる限りのことをしていこうと改めて思います。
緊急事態宣言発令で、
百貨店などでも生活必需品の売り場のみ時間を短縮して営業し、そのほかの売り場は休業ということで、「买东西」、買い物にも行けません。
今日は、その「东西」と、同じような意味でもちょっと違う「物品」を紹介します。
これは、両方とも名詞で、さまざまな事物を指します。
东西[dōngxi] は、具体的なもの
物品[wùpǐn] は、具体的なもの、日常生活でつかうもの、抽象的でないもの
物品は使う範囲は东西よりもせまく、つかう頻度も低いです。
东西を使った例文:
(1)物.物品.物体.商品
他买东西去了 /彼は買い物に行きました。
(2)人や動物をさす
これは、憎しみまたはかわいさを表しますね。
老东西 /老いぼれめ.
笨bèn东西 /のろま.間抜け.
这小东西真可爱 /こいつは実にかわいい.
真不是东西! /憎いやつだ.
(3)食物やたばこなどをさす
病人吃东西了没有? /病人は何か食べましたか?
我喝不了hēbuliǎo这东西 /私はこいつ(酒)はたしなみません.
(4)道理・知識・事柄など無形のものをさす.
语言这东西,非下苦功学不可 /語学というものは一生懸命勉強しなければものにならない.
(5)文学作品・芸術作品をさす.
他写的东西现在没什么价值 /彼の書いたものはいまや何の値打ちもない.
物品[wùpǐn] は物品.品物の意味で
贵重物品 /貴重品.
随身suíshēn物品 /身の回り品.
零星língxīng物品 /こまごました品.
今日からまた緊急事態宣言です。
京都でも感染者が過去最多で、致し方ありませんが、いろいろな面で本当につらいです。
今はガマン。。。。
各地でワクチン接種が始まっています。
ここで、もう、まちがえない!実践チュウゴクゴ(25)
中国語の表現でまちがいやすいところの解説をします。
文中どこがおかしいのか、先ず考えてみてください。
正解したあなた・・・・・・・やりますね〜〜〜!
分からなかったあなた・・・・・・・これをきっかけに覚えて下さいね。
今日の文章
人们一直希望接种疫苗后能够防止新冠肺炎展开成重症。

どこが間違っているでしょう?
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病気が「重症化」する」という時には、文中のような‟展开”を使うことはできません。
展开[zhǎnkāi] はどういう時に使うかと言うと、
①開く、広げる、といった、物を開いたり広げたりする意味でつかいますね。
例えば
展开翅膀chìbǎng/翼を広げる
それに
②大がかりにやる、展開する、繰り広げる、という意味もありますよ。
两国球队展开了一场激烈jīliè的比赛/両国は激しいゲームを繰り広げた。
ではこの文章では‟展开”を使わずに何を使えばいいでしょう?
ここでは‟发展”を使って、
正しくは
人们一直希望接种疫苗后能够防止新冠肺炎发展成重症。
Rénmen yìzhí xīwàng jiēzhòng yìmiáo hòu nénggòu fángzhǐ xīn guàn fèiyán fāzhǎn chéng zhòng zhèng.
となります。
訳文:
人々はワクチン接種をすれば新型コロナウイルス感染症の重症化が防げることをずっと望んでいる。
日本語で「発展」というと、良いほうへ向かう、ポジティブなイメージがありますよね。
中国語の‟发展”は、小から大へ、簡単から複雑へ、低いレベルから高いレベルへ「発展する」ことでもありますが、
悪い状態へ変化する場合にも用いることができる、というのが、違う点です。
やはり日本語と漢字が同じだから同じ意味と限らないのもあるので、注意しましょう。
聞くところによると、高齢者にはもう接種したという所や、
まずは85歳以上の高齢者からで、知り合いの84歳の方は受けられなかったという所や、
京都市内では、高齢者に「お待ちください」のお知らせが来たけど、いつになるか分からないというように、
地域によって、ワクチン接種の状況もいろいろのようですが、
一日も早く、コロナが収束するのを願うばかりです。