エアコンをずっとつけておかないと、溶けてしまいそうな暑さです。
そんな時、冷たいお菓子、いいですね。
アイスクリームやかき氷もいいのですが、
滑らかな食感で、つるっと舌ざわりのいい「水羊羹」を作りました。

この「羊羹」、元々は「羊肝」と言って、字のごとく羊の肝として中国から伝わって来たそうです。
羊羹在中国叫:羊肝
唐朝时,从中国传到日本后,因僧侣不吃肉食,便用红豆、葛粉和面粉做成羊肝的形状。日语“肝”“羹”发音类似,于是,“羊肝”就说成“羊羹”
日本語訳:
羊羹は、中国では羊肝と言います。
唐の時代に中国から日本に伝わり、僧侶は肉を食べなかったので、小豆、葛粉、小麦粉で羊肝を形取りました。
日本語の「羹」と「肝」は発音が似ているので、「羊肝」は「羊羹」と言うようになりました。
羊の肝、いわゆる羊のレバーが、普段食べている甘い羊羹の元の姿とはびっくりです。
唐の時代というと、楊貴妃もこの時代の人ですが、楊貴妃も「羊肝」を食べていたのでしょうか。
楊貴妃が、今の日本の羊羹を食べたら‟好吃极了!"(めっちゃおいしい!)というと思いますよ。
お盆期間、いかがお過ごしですか?
京都では、「六道まいり」や「五山送り火」という風習があるのはご存知の通りです。

お盆の話は、『盂蘭盆経』の中の目連が母を救う話に由来しています。
目連は仏教の始祖――釈迦の弟子で、その母は死後、地獄で苦しんでいました。
目連は釈迦に母を救ってくれるよう懇願しました。
釈迦は、母の罪をあがなうため、旧暦7月15日に10万人の僧侶のために百種類の料理を用意するよう、目連に命じました。
目連は釈迦の教えに従い、「お盆」を設け、最後には母を救い出すことができました。
中国語訳:↓↓
孟兰盆节的故事源于《孟兰盆经》中目连救母的故事。
目连是佛祖释迦牟尼的弟子,他的母亲死后在地狱受苦,
目连求佛祖解救母亲。佛祖命目连在农历七月十五日准备百种食品,供养10万僧众,以赎去母亲罪恶。
目连依照佛祖之言,设“盂兰盆会”,终于使母亲得到解脱。
ちなみに[盂蘭盆会・うらぼんえ]とはインドのサンスクリット語のウラバンナ(逆さ吊り)を漢字で音写したもので、 転じて「逆さまに釣り下げられるような苦しみにあっている人を救う法要」という意味だそうです。
ここで素朴な疑問。
目連のお母さんは地獄で苦しむような、どんな悪いことをしたのでしょうね?
先日の授業で、受講者のみなさんに聞いてみると
・檀家さんにお金を要求した
・お盆期間に食べてはいけないものを食べた
・不倫
との答えが返ってきて、爆笑でした。
先日、『京都を巡る中国語 ツアーレッスン 二条城編」にご参加頂いた方が、その時の様子をブログに書いて下さいました。
ニーハオ!
こんなレベルの私でも参加できる!
京都の観光と中国語が一緒に学べる
中国語ガイド暦30年の由良知子さんは
ツアーはもちろん、裁判所や、外国の要人の翻訳などもされているすんごい先生!
なのに、お人柄が
超超おもしろい!!!!
二条城が4回場所が変わっていること、このあたりの堀川通りの歴史、門や石畳のことなど、あやゆることを知っている由良さん。
それを難しく話すのでなく、わかりやすく、なんだったら面白く解説してもらいました。
教えてもらった中国語を私が話すときも、
「そうそう!上手~!」と褒めてもらえてうれしい ニコニコ
ほんま単純やなぁ…泣き笑い
二の丸御殿中での写真はNGでしたが、33部屋のそれぞれのお部屋のこと、中国と日本の言葉の違いなども教えてもらいました。
庭園も散策~♪
お堀の周りの水もめちゃめちゃキレイ!
エメラルドグリーン!
ツアーレッスンのあと
行きたかったお店がお盆休みで、京都に来たのに、京都っぽくないランチ…🍛
でも美味しかった💗
夏季は屋外は暑いので、二条城ツアーのみですが、秋以降も嵐山や伏見稲荷大社など、名所をめぐるツアーがたくさん。
中国語初心者の方も、楽しく参加できますよ
楽しく中国語を学んでいただき私もうれしい限りです。
ありがとうございました。
昨日は、「京都を巡る中国語 ツアーレッスン 二条城編」を開催しました。
二条城の‟ 二 èr”の発音、舌の先をちょっと反らすのは日本語には無い音なのですが、
受講者の方々、とても上手でした。
発音する時に、「これは舌巻音で、えーと」、とあまり構えずに、すらっと言った方がかえっていいこともよくありますよ。
「唐門」は桃山三大門のひとつで、
鶴、龍、獅子、虎、牡丹などが彫刻されています。
それぞれ、中国語で言ってもらい、これもなかなか上手い!
二の丸御殿は屋内です。ゆっくり見てまわりながら解説し、練習しました。
大政奉還の歴史的舞台となった大広間には、将軍などの人形が置いてあります。
そこで、「当時の武士は刀を腰にさして歩いていましたが、これで日本は左側通行になった」という説もありますが、さてなぜでしょう?」というクイズを出すと、
受講者の方はこれをご存知で、すご〜い!
二の丸御殿の参観で最後の部屋は「勅使の間」です。
ここは二の丸御殿の「鬼門」の方角に当たるので「どうして鬼には角があって虎のパンツを履いているか」についてお話ししたところ、これもご存知でまたもや、すご〜い
二の丸御殿を出て、エアコンが効いていている休憩所でしばし休憩してクールダウン。
そのあと、お庭の散策もしました。
始終とっても楽しくレッスンさせていただきました。
ご参加、本当にありがとうございました。

お堀の水が青くて何か外国の某所みたい

世界遺産のプレートの前で

東追手門の前、集合場所付近で。
先日の授業ではコーヒーの話になり、
ミルクを入れますか? 你喝咖啡加奶吗?
と言う質問に対して
ある方は
ミルクは入れますが砂糖は入れません。加奶不加糖
そしてある方は
ブラックコーヒー。黑咖啡
イギリスではミルク入りのコーヒーのことをホワイトコーヒーと呼ぶそうです。
白咖啡!?
白いコーヒー?コーヒーが白い?白いのはミルクやん!コーヒーちゃうやん!あれ???
と会話は続きました。
コーヒーについて
生活環境の向上とともに、コーヒーは富裕層だけのものではなく、一般家庭にも浸透し、
コーヒー、ココア、紅茶は世界三大飲料と呼ばれるようになりました。
コーヒーにはカフェインだけでなく、酸化ストレスに対抗するファイトケミカル(植物性化学物質)、脂質や糖質の代謝を調整する働き、腸内フローラを効果的に改善する働きなどがあり、慢性疾患のリスクを軽減することが期待できます。
昨今、コーヒーを飲む人が増えていますが、その主な理由は、促进消化、減量・スリム化ダイエット、アンチエイジング、消化を促進、爽やかにリフレッシュできるといった効果があるからかもしれません。

受講生の方と撮影。帰ってから、いただいたお土産のお菓子を食べながら、白咖啡のコーヒーを飲みました。