エアコンをずっとつけておかないと、溶けてしまいそうな暑さです。
そんな時、冷たいお菓子、いいですね。
アイスクリームやかき氷もいいのですが、
滑らかな食感で、つるっと舌ざわりのいい「水羊羹」を作りました。
この「羊羹」、元々は「羊肝」と言って、字のごとく羊の肝として中国から伝わって来たそうです。
羊羹在中国叫:羊肝
唐朝时,从中国传到日本后,因僧侣不吃肉食,便用红豆、葛粉和面粉做成羊肝的形状。日语“肝”“羹”发音类似,于是,“羊肝”就说成“羊羹”
日本語訳:
羊羹は、中国では羊肝と言います。
唐の時代に中国から日本に伝わり、僧侶は肉を食べなかったので、小豆、葛粉、小麦粉で羊肝を形取りました。
日本語の「羹」と「肝」は発音が似ているので、「羊肝」は「羊羹」と言うようになりました。
羊の肝、いわゆる羊のレバーが、普段食べている甘い羊羹の元の姿とはびっくりです。
唐の時代というと、楊貴妃もこの時代の人ですが、楊貴妃も「羊肝」を食べていたのでしょうか。
楊貴妃が、今の日本の羊羹を食べたら‟好吃极了!"(めっちゃおいしい!)というと思いますよ。