今日9月15日は何の日でしょう?
そうです、前の「敬老の日」。
2003年から法律が変わって
「敬老の日」は9月の第3月曜日になりました。
そして前の「敬老の日」を記念日として残すために、
9月15日が「老人の日」になったそうです。
よく見るとカレンダーにも「老人の日」と書いてある!
中国の「老人节」は旧暦(農暦)の9月9日で、
2022年の「老人节」は10月4日になります。
高齢者って何歳から?
中国ではこのように規定されています。
中国中华医学会老年医学分会于1982年规定
60岁以上为老年人,
45岁-59岁为老年前期,
90岁以上为长寿老人。
訳文:
中国の中華医学会老年医学分科会は1982年に、
60歳以上を高齢者、
45〜59歳を前期高齢者、
90歳以上を長寿者と定めました。
「前期」が付いていますが、45歳で高齢者と呼ばれるのは何とも抵抗がありますよね。
日本では、一般的に高齢者というと「65歳以上」とされることが多いのですが
実は高齢者の定義についてはっきりした基準は設けられていなくて、法律によって高齢者の定義は異なっているそうです。
例えば、高年齢者等の雇用の安定等に関する法律では、高齢者を55歳以上と定義。
いや~、55歳で高齢者も抵抗があります。
いきなりですがクイズです。
中国語で“秋葵 qiū kuí” とは今が旬の野菜ですが、
さて何でしょう?
答え:オクラ
秋の葵とは何かみやびな感じがします。
これは先日、京都山科区御陵にある「みささぎの森」で採れたてをいただいたものです。
20センチ超えのビッグサイズもありました。
现在正是秋葵上市的季节,又被称为秋天的绿色人参。
今まさにオクラが出回る季節。秋の緑色の人参とも言われます。
秋葵属于营养价值很高而且实惠的食材,
オクラは栄養価が高く、価格も手ごろな食材で、
尤其是里面的汁液具有一定的药用价值。
特に中の汁にはある程度の薬効があると言われています。
緑色の人参!?まあ、そんな感じもします。
茹でると更に鮮やかな色に
おいしくいただきありがとうございました。
あっという間に9月も中旬。
秋の気配はするものの、日中は夏のような暑さで、日陰を選んで歩いています。
京都の街中に涼しいところがありますよ。
それは「京都御苑」
京都御苑は、都会の公園ですが植栽された樹木のほかにも季節ごとに様々な草木が自生しています。
今はこの桔梗が見ごろです。
桔梗は、中国語で‟桔梗 jiégěng”、同じ漢字で覚えやすいですね。
例文:
桔梗花开,清风徐来。Jiégěng huā kāi,qīngfēng xú lái.
日本語訳↓
桔梗の花が咲き、爽やかな風がそよそよと吹いてくる。
この桔梗、以前はさまざまな地域で見ることができましたが、
昨今、生息地が急激に減少し、野生種が激減しているので、
「絶滅の危険が増大している種」として「絶滅危惧種Ⅱ類(VU)」に指定されているそうです。
万葉の時代から日本人に愛されてきた花だけに、大切にしなければなりませんね。
そんな桔梗や様々な草花も楽しめる京都御苑。
中国語教室「良知学舎(りょうちがくしゃ)」では、
【京都を巡る中国語ツアーレッスン】で、京都御苑編を10月から開催します。
四季折々の豊かな自然に囲まれた癒しの広大な緑の空間で、実践型で中国語が学べます。
京都御苑,一年四季景色皆宜,也能参观到珍贵的建筑!
このツアーレッスンでは、京都御苑の南西にある
・九條邸跡
・厳島神社
・宗像神社
・閑院宮邸跡
といったスポットを巡ります。
散策しながら、目にしたものを中国語で言ってみましょう。
実際に見たもの、触れたものは印象に残り覚えやすいですね。
京都弁と似ている中国語
中国語の教室「良知学舎(りょうちがくしゃ)」では、
京都の中心部にある「ウイングス京都」で対面の授業も行っています。
昨日の授業では「形容詞の重ね型」について解説しました。
一部の形容詞は重ねて使え、重ねることで、性質や程度を強調します。
例えば、
”高高的山,蓝蓝的天,白白的云是我向往的地方。”
この中の”高高的”,”蓝蓝的”,”白白的”はいずれもこの「形容詞の重ね型」です。
なのでニュアンス的に訳すと、「高い高い山、青い青い空、白い白い雲は、私の憧れの場所。」となります。
すると、ある東京出身の受講者の方が
「京都弁と似ている!京都弁は、形容詞を2回繰り返すでしょう」
ええ?ああ、あまり気にしていませんが、そういえば確かに言います。
「京都で、高い高い山ってどこやろう?愛宕山か?」
「今日はええ天気で、空が青い青いな」
「見てみ、白い白い雲、綿菓子みたいやわ」
他にも、「暑い、暑い」、「冷たい、冷たい」、「寒い、寒い」など普段よく使います。
中国語の「形容詞の重ね型」が京都弁と似ているとは、とても面白いですね。
初めて見た舞い上がるドローン
昨日は久しぶりに京都山科区御陵にある「みささぎの森」に行きました。
気温30℃超えの暑さで、
夏の終わりを告げるかのようにセミが一生懸命鳴く中、
時折、木立を吹き抜ける風がとても涼しくて心地よく、
まさしく癒しの空間でした。
そんな中、昨日はドローンが飛ばされました。
実物を見たのは初めてでした。
手に取ってみると、とっても軽ーい!
青空に舞い上って行くドローン
150メートルの上空から見下ろした御陵一帯の景色が、
手元のコンローラーに付いている画面でリアルタイムで見ることができ
まるで鳥になった気分。
ドローンでこのように景色を楽しむことはもちろん、
ものを運ぶ、人を運ぶ、災害現場や緊急時などではもう既に行われていますが、
「今後もっといろいろな用途が考えられますね」、
と一緒に参加した方々と話していました。
ドローンは中国語で“无人机”
无人驾驶飞机简称“无人机”
無人操縦の 飛行機 は略称「無人機(ドローン)」と言います。
ああ、ちっちゃくても 飛行機 なんや!