京都弁と似ている中国語
中国語の教室「良知学舎(りょうちがくしゃ)」では、
京都の中心部にある「ウイングス京都」で対面の授業も行っています。
昨日の授業では「形容詞の重ね型」について解説しました。
一部の形容詞は重ねて使え、重ねることで、性質や程度を強調します。
例えば、
”高高的山,蓝蓝的天,白白的云是我向往的地方。”
この中の”高高的”,”蓝蓝的”,”白白的”はいずれもこの「形容詞の重ね型」です。
なのでニュアンス的に訳すと、「高い高い山、青い青い空、白い白い雲は、私の憧れの場所。」となります。
すると、ある東京出身の受講者の方が
「京都弁と似ている!京都弁は、形容詞を2回繰り返すでしょう」
ええ?ああ、あまり気にしていませんが、そういえば確かに言います。
「京都で、高い高い山ってどこやろう?愛宕山か?」
「今日はええ天気で、空が青い青いな」
「見てみ、白い白い雲、綿菓子みたいやわ」
他にも、「暑い、暑い」、「冷たい、冷たい」、「寒い、寒い」など普段よく使います。
中国語の「形容詞の重ね型」が京都弁と似ているとは、とても面白いですね。
初めて見た舞い上がるドローン
昨日は久しぶりに京都山科区御陵にある「みささぎの森」に行きました。
気温30℃超えの暑さで、
夏の終わりを告げるかのようにセミが一生懸命鳴く中、
時折、木立を吹き抜ける風がとても涼しくて心地よく、
まさしく癒しの空間でした。
そんな中、昨日はドローンが飛ばされました。
実物を見たのは初めてでした。
手に取ってみると、とっても軽ーい!
青空に舞い上って行くドローン
150メートルの上空から見下ろした御陵一帯の景色が、
手元のコンローラーに付いている画面でリアルタイムで見ることができ
まるで鳥になった気分。
ドローンでこのように景色を楽しむことはもちろん、
ものを運ぶ、人を運ぶ、災害現場や緊急時などではもう既に行われていますが、
「今後もっといろいろな用途が考えられますね」、
と一緒に参加した方々と話していました。
ドローンは中国語で“无人机”
无人驾驶飞机简称“无人机”
無人操縦の 飛行機 は略称「無人機(ドローン)」と言います。
ああ、ちっちゃくても 飛行機 なんや!
中国語教室、良知学舎(りょうちがくしゃ)では
月に一度、二条城の近くにある「京都堀川イン」の1階ティーラウンジ雅で
「はじめての中国語教室」を開催しています。
「中国語は初めて」という方を対象に、ゲームや手品で、楽しく中国語にふれていただく無料の教室です。
京都堀川インのホームページから↓↓
先日、打ち合わせに伺ったところ、1階ティーラウンジ雅に
1000冊のマンガがずらりと並ぶスペースが新設されていました。
置いてあるのはどれも人気のマンガです。
数あるマンガの中からホテルのスタッフが厳選されたそうです。
例えば、7月に2作目の映画が公開された《キングダム 》も全巻揃っています。
ちなみに《キングダム 》は、中国語で ‟王者天下 Wángzhě tiānxià”
マンガを読むのもいいですし、仕事や勉強、コワーキングなどにおすすめです。
Wi-Fiも完備していて、ソフトドリンクが飲み放題。
11:00~17:00の間、何時間いてもOKで、利用料金500円はリーズナブルですね。
良知学舎では、京都堀川インの近くの二条城でも「京都を巡る中国語ツアーレッスン」開催中
まだ暑い日が続きますが、二条城の二の丸御殿は屋内です。
二条城の休憩所はとっても涼しく快適です。
見どころ満載の二条城で、中国語を学びませんか。
スケジュールはこちらをご覧ください
https://ryochigakusha.pw/calendar_36.html
今日は中秋節
中秋節は満月になることから、団らんの象徴とされる節句です。
中秋节月亮圆满,象征 团圆,因而是团圆的节日。
‟ 团圆”は、(離散した肉親や夫婦が)再会する、いっしょになる、団らんという意味で、
‟ 团圆”を分けて見てみると、
团圆の‟团”は
①まるい
②握って丸める.丸くする.だんごにする.
③集まる.一団となる集まる.一団となる.
团圆の‟圆”は
①丸、丸い.
②円.円周.
③球状の.まるい.
④円満である.
イメージ的に○○○○○○○○、マルマルマル
今は少し曇り空ですが、夜にきれいな満月が、家族一緒に見られるといいですね。
中秋快乐,万事如意!
今日は重陽の節句
今日9月9日は、「重陽の節句」です。
「重陽の節句」は、平安時代初めに中国から伝わったとされています。
『易経』では、「六」を陰数、「九」を 陽 数とし、
「九」が 重 なる日を「 重陽 」と呼び、
古代の人々は、重陽の節句をめでたい日と考え、長寿を願ってごちそうを飲む習慣がありました。
重阳节Chóngyángjié(重陽の節句)
別名“菊花Júhuā节”(菊の節句)や“重九”ともいいます。
どんなことをするの?
登高dēnggāo/(厄よけのために)郊外の小高い所に登る.
赏菊/キクの花を愛でる.
喝菊花酒/キクの花の酒を飲む.
吃菊糕júgāo/重陽の節句のもち:キクやナツメを入れた蒸し菓子.(“重阳糕”とも)を食べる.
佩带茱萸zhūyú/ゴシュユ(グミ)を厄よけのために身につける.
放风筝/たこ揚げをする.
現代では、9月9日は敬老の日として新たな意味を持つようになりました。
「九」は一桁の数字の中で最大の数であり、
「九」は「久」と同じ音であることから、
末久くという長寿を祝う意味を込めるようになったのです。
日本では、10日後が「敬老の日」ですね。
へ~~、同じ9月!!