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2021/02/28
威張らない力士  

摆架子”という中国語をご存知でしょうか?


”摆架子 bǎi jiàzi ”は、「威張る、お高くとまる、見栄をはる」という意味ですね。


‟架子”は、棒状のものが組み合わさってできた支えのことで、棚や台を指します。

例えば
トランクを棚に上げる/把皮箱举起放到架子上。
本棚/书架子などと言います。

そして、”摆”は「並べる、陳列する、(配置を考えて)置く」という意味を表すので、

ええ?棚や台を並べる?

それがどうして「威張る、見栄をはる」という意味になるの????

ということで、‟摆架子”の由来について調べてみました。

中国語の文章があったので、それを訳すと、意外!「相撲」と関係があったのです。

以下は訳した要約文:

中国にも古代には「相撲」がありましたが、後に途絶えてしまいました。

しかし、日本人では「相撲」が残り、国技となって、全世界の興味を引いています。

相撲は体重が数百キロ以上の太った力士の間で行われます。試合前には、足、腰を少し曲げて、頭を上げ、虎視眈々と相手をにらみつけ、その構えた姿、ポーズはとっても恐ろしい!飛びかかられたらひとたまりもないのは言うまでもなく、さっと身をかわされて踏まれても、ぺちゃんこになってしまう。

こうした力士の構えた姿、ポーズの怖さから、中国の古書ではこれを借りて、威勢を誇示することを、‟摆架子”と言いました。

”架子”は、「棚や台」のほかにも、姿勢、ポーズ、構えの意味もあるのです。

でも今の日本の力士は、立ち合い前、「威張ったところ」は全くありません。


‟摆架子”の由来が「相撲」だったとは驚きでした。

2021/02/27

もう、まちがえない!実践チュウゴクゴ(22)

 

中国語の表現でまちがいやすいところの解説をしています。

 

文中どこがおかしいのか、先ず考えてみてください。

 

正解したあなた・・・・・・・拍手!!!

 

分からなかったあなた・・・・・・・これをきっかけに覚えて下さいね。

 

*今日の文章*  どこが間違っているでしょう? 

 

我一定要改掉这个不好的毛病。

 

Wǒ yí dìng yào gǎi diào zhè ge bù hǎo de máo bìng .





文中の‟毛病 máobing”の意味は、

「毛」の「病」気ではありませんよ。

 

毛病は


欠点、傷、良くない癖の意味。



例えば、

 

改正自己的毛病/自分の欠点を改める。



这东西有毛病/この品物には傷がある。



さらに、

 

故障、(仕事上の)まちがい、過失、誤り、といった意味もありますね。




例えば、


那个机器出毛病了/その機械は故障した。



这个电脑有毛病/このパソコンは故障している。




‟毛病”は、すなわち“不好”なことなので、




この文章で“不好”は要りません。




取ってしまって、スッキリさせましょう。




正しくは、

 

“我一定要改掉这个毛病”

 

Wǒ yí dìng yào gǎi diào zhè ge máo bìng.

 

私は必ずこの欠点をなおさなければならない。




‟一定”は副詞で、意志が固いことを表し、「必ず、きっと、どうしても、絶対に」という意味です。



あなたは、必ずなおさなければならない欠点や良くない癖って、ありますか?



私は、寝る前のおやつです。




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2021/02/26
中国語お悩み相談(3)  

今日は中国語お悩み相談の第3回目です。

 

動画をご覧ください



作文が苦手

 

どう書いていいかわからない

 

単語の順番がわからない 



今日はこういったお悩みにお答えします。 




動画でお伝えした順番に、時制を加え さらに、修飾語を加えるといいですね♪






2021/02/25

京都駅西口コンコースにお花が飾られていたとの写真を送ってもらいました。

 

お花があると華やいでいいですね。

 

写真を見るだけでも、いいですね。




これは「池坊」と書いてあったそうです。

 

どうして「池坊」というのでしょうか?

 

こんなお話が載っていました。





聖徳太子は、普段「如意輪観音」を拝んで持ち歩いていました。その観音様は淡路島に流れ着いた観音像でした。




587年、大阪の四天王寺を建てることになって、聖徳太子は材木を探しに、京都盆地にやってきました。




太子がある池で身を清めようと、持っていたその観音様を木に掛けたところ、観音さまが動かなくなり、




「この地にとどまって人々を救いたい」と太子に告げました。




それでその地に六角形の御堂を建てて安置したといわれます。




そのお堂が六角堂。




お堂の北側に池があります。




この建物は「太子堂」

 

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後に、聖徳太子に仕えていた小野妹子が出家してここに住まれました。




小野妹子と言えば聖徳太子の命で中国に渡った「遣隋使」が有名ですね。




出家した小野妹子はこの六角堂の初代住職として朝夕、仏前に花を供え始め、




これがのちの華道の始まりとされています。




こののほとりに僧達が寝泊まりする宿舎、すなわち「住坊」があったことから、




のほとりの「住」、




六角堂の住職は「池坊」と呼ばれるようになったといわれています。




いまでも池坊の家元が六角堂の住職を務めていらっしゃるそうです。



六角堂には、先日紹介した「一言地蔵」や、




親鸞聖人像




縁結びの柳の木など




いろいろ見どころいっぱいです。




緊急事態宣言が解除されて、陽気も暖かくなって来た頃、




再びお参りしたいと思います。




もうしばらく、ステイホームで「赏花 shǎng huā」(お花を愛でる)ことにします。



2021/02/24

先日の授業での会話です。




私:「中国語の『洗澡 xǐ zǎo』は、日本語で『入浴する、おに入る』という意味です」




Aさん:「風呂 fēng lǚ」とは言わないのですか?」




私:「はい、『風呂 fēng lǚ』は聞いたことがありませんね」




Aさん:「では、『洗澡 xǐ zǎo』の「洗」は分かりますが、「澡」はどういう意味ですか?」




私:「ええ?そこまで考えたことがありませんでした」



 

確かに「澡」って日本語でもなじみがありません。




そこで、調べてみました。




「澡」という字の右側は、「口」三つ + 「木」で、




元は、たくさんの小鳥たちが木の上で、口をそろえて忙しくさえずり泣き騒ぐことを表し、




忙しくさえずることから、「こまめに動作する」という意味になったそうです。




「澡」という字の左側のさんずいへんは、「水」を表すので、




水を使ったこまめな動作




すなわち、体を洗う行為を指すようになったということです。





また、『洗澡 xǐ zǎo』について、中国語で記載があったので、訳してみました。




『洗澡 xǐ zǎo』は元々は「沐浴」といいました。




すなわち、今日一般的に言う、頭、身、手、足の入浴です。




昔の人たちは、洗う場所によって言い方をとても細かく分けていました。




「沐」は「髪を洗うこと」




「浴」は「体を洗うこと」




「洗」は「足を洗うこと」




澡」は「手を洗うこと」




これによると、古代の入浴は今日の入浴と意味が完全には一致していません。




「沐」、「浴」、「洗」、「澡」を合わせたのが、今私たちが普段と使っているのは「洗澡」ということになります。






所説あるようですが、漢字の由来って面白いですね。




今回調べた内容から、




「澡」の由来は「水を使ったこまめな動作で、手を洗う」で、




今まさしく、続けてやらなければならないことですね!!!

 

 

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