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2021/07/07

ドラマで、「正義の味方のヒーローが悪を倒す」

 

しかしながら、本当はそのヒーローは、決して精神的にそんなに強いわけでもなく、ごく普通の人。

 

こういう設定ありますね。視聴者は自分になぞらえて、親近感がわくのでしょうか。




他勇敢地扑向敌人,其实他并非感觉不到恐惧,而是征服了恐惧。

 

Tā yǒnggǎn de pū xiàng dírén,qíshí tā bìngfēi gǎnjué búdào kǒngjù,ér shì zhēngfú le kǒngjù

 

彼は大胆に敵に躍りかかる。実は彼は恐れを感じていないのではなく、恐れを克服しているのである。





恐惧 kǒngjùは、「恐れる.こわがる」という意味です。

 

「怖い」という意味で、おなじみなのが、‟恐怖 kǒngbù”ですね。


‟恐惧”と ‟恐怖”は、どう違うのでしょうか?

 

 

恐惧 kǒngjù

 

危険を感じて不安になるという、ニュアンスが強く、

 

‟恐惧”のあとに目的語を付けることができます。

 

例文:

 

抱有恐惧之感/恐怖の念をいだく

 

感到一种说不出来的恐惧/なんとなく薄気味悪くなってきた

 

在恐惧不安中度过了一夜/不安におびえながら一夜を過ごした



 

恐怖 kǒngbù

 

おどかされて、極度の不安を感じて、とっても怖いと思うこと

 

恐惧より、怖い程度が大きいです。

 

また、とっても不安で怖いことの形容

 

例文:

 

恐怖分子fènzǐ/テロリスト

 

恐怖达到了极点/恐怖が頂点に達した

 

恐怖到极点浑身哆嗦/恐怖のあまりぶるぶるとふるえる


世の中には、コワイことがたくさんあります。

 

何がコワイって、妻が一番コワイ?!

 

私の夫は「恐妻家」?!



2021/07/06

         京都 四条室町の東側



     四条室町の西側


祇園祭、始まってます

祇園祭は、山鉾巡行の7月17日前後だけでなく、1日から幕開けです。

 

京都市の中心部、四条通では写真のように、提灯などが掛けられ、

 

夜は、祇園祭に演奏されるお囃子を練習している音が聞こえてきて、

 

雰囲気が盛り上がっています。

 

新型コロナウイルスの感染対策で山鉾巡行は2年連続の中止となって残念なのですが、

 

各山鉾の保存会代表による徒歩での巡行は行われ、

 

山鉾を組み立てる「山鉾建て」は一部で再開されるそうで、楽しみです。

 

 

祇园祭是日本京都每年一度举行的节庆,日本三大祭典之一。

 

Qí yuán jì shì Rìběn Jīngdū měinián yí dù jǔxíng de jiéqìng,Rìběn sān-dà jìdiǎn zhīyī.

 

祇園祭は、日本の京都で毎年行われるお祭りで、日本三大祭の一つです。 


疫病退散を祈る祇園祭

 

平安時代の御霊会から千年を超えて続く祇園祭は、幾度もの災禍を乗り越え、その姿を変えながら今に伝わる、素晴らしいお祭りです。

 

少しでも早くこのコロナという疫病が退散するよう、多くの人が祇園祭にその願いを託していると思います。

 

私もその一人です。


2021/07/05

餃子の誕生

よく作る中華料理のひとつに「餃子」があります。

 

 

その「餃子」、どのようにして生まれたかはご存知でしょうか?

 

今日は、餃子の歴史的な由来をお伝えします。

 

餃子はもともと“娇耳”と呼ばれ、中国の医聖・張仲景が初めて考案したと言われています。

 饺子原名“娇耳”,相传是我国医圣张仲景首先发明的。

  

“娇耳”とは、「かわいい耳」という意味で、確かにそう言われれば、餃子の形って「耳」に似てます!


張仲景の「祛寒娇耳汤」というスープの話は、今も人々の間で語り継がれています。

 他的“祛寒娇耳汤”的故事在民间流传至今。

 

伝説によると、張仲景が長沙の知事だった頃、よく人々の病気を治していました。

 相传张仲景任长沙太守时,常为百姓除疾医病。

 

ある年、地元で疫病が流行ったとき、役所の入り口に釜を作り、薬を与えて人々を救い、そのことで長沙の人々に深く愛されました。

有一年当地瘟疫盛行,他在衙门口垒起大锅,舍药救人,深得长沙人民的爱戴。

 

冬至のときに長沙から故郷に戻った張仲景は、故郷の白河のほとりに行ってみると、多くの貧しい人々が飢えと寒さに苦しみ、耳が凍ってしまってぼろぼろになっているのを見ました。 当時は腸チフスが流行していて、多くの人が亡くなっていたのでした。

张仲景从长沙告老还乡后,正好赶上冬至这一天,走到家乡白河岸边,见很多穷苦百姓忍饥受寒,耳朵都冻烂了。原来当时伤寒流行,病死的人很多。

 

彼は非常にやりきれなく思い、彼らを救おうと決意しました。

他心里非常难受,决心救治他们。


帰宅した張仲景は、治療にやって来る人の多さに圧倒されながらも、いつも耳が凍ってしまった人たちのことを気にかけていました。

 张仲景回到家,求医的人特别多,他忙的不可开交,但他心里总挂记着那些冻烂耳朵的穷百姓。

 

彼は長沙で行っている方法に基づいて、弟子たちに南陽東門の空き地に医療小屋と釜を設置させ、冬至の日から、貧しい人たちに薬を与えて治療にあたりました。

 他仿照在长沙的办法,叫弟子在南阳东关的一块空地上搭起医棚,架起大锅,在冬至那天开张,向穷人舍药治伤。

 

張仲景のつくった薬膳スープは「祛寒娇耳汤」というもので、漢の時代の300年にわたる臨床をまとめて作られたものです。 

 

このスープの作り方は、羊の肉と祛寒の薬を煮て、それを細かく切って、小麦粉でこねた生地で包み、「耳の形」にして、煮ます。

 

2個の「耳」の形をした具が入った一杯のスープを、一人づつに配り、人々はスープを飲んだ後、体が温まり、血流がよくなり、耳も温かくなりました。 

 

そして、皆は冬至から大晦日まで食べ続け、腸チフスを防ぐことができ、凍った耳も治りました。


張仲景は1800年近く前の人ですが、彼のこのスープの話は広く人々の間に伝わっています。

 

現在では、凍った耳を治すために餃子を食べる必要はありませんが、餃子は最も一般的で好まれる食べ物になっています。


今、このすばらしいお医者さまの張仲景がいれば、コロナウイルスに打ち勝つ、薬を作ってくれるでしょうね。

2021/07/04

「中華料理」といえば何?

たくさんの種類がある中華料理ですが、勝手に選んだ「ベスト3」は・・・

 

第1位:マーボー豆腐 麻婆豆腐 mápó dòufu

 

第2位:エビチリ 干烧虾仁 gānshāo xiārén

 

第3位:ギョーザ 饺子 jiǎozi

 

どれも家でよく作る定番のおかずです。

 

これらもおいしいですが、おすすめの一品があります。

 

それは、

 

【パイナップルと鶏のさいの目切り炒め  菠萝鸡丁 bōluó jī dīng 】




鸡丁の丁は、「さいの目切り」という意味です。


材料

 

鸡腿肉 1只、菠萝(罐头)3片、青椒2个、姜数片


鶏のもも 1本、パイナップル(缶詰) 3枚、ピーマ ン2つ、ショウガのスライス数枚

 

调味料

 

酱油、酒、太白粉水、糖各少许

 

醤油、酒、水溶き片栗粉、砂糖各少々

  

做法 作り方

 

一,鸡腿去骨,筋稍切断,肉拍松,切丁,用调味料腌。

二,热五大匙油,将鸡肉过油捞出备用。

三,留有二大匙油,炒姜,加入菠萝块及青椒,再将鸡丁倒入拌炒,淋上综合调味汁(酱油、酒、糖、太白粉水各适量)即可。

 

一、鶏のもも肉は骨を取り除き、筋を少し切って、軽くたたいて、さいの目に切って、調味料に漬ける。

二、大さじ5杯の油を熱し、鶏肉を油にくぐらせて準備しておく。

三、大さじ2杯の油を残し、ショウガを炒め、一口大に切ったパイナップルとピーマンを入れる。さらにさいの目に切った鶏肉を入れて一緒に炒めて、合わせ調味料(醤油、酒、砂糖、水溶き片栗粉それぞれ適当量)をかければ、出来上がり。

 

 

パイナップルは、タンパク質に作用する酵素が含まれていて、鶏肉をやわらかくする効果があり、ふわふわになります。

 

また、パイナップルがさっぱりした甘さ加減を引き立たせて、とってもおいしいですよ。

 

カンタンなので、お試しください。



2021/07/03

たこ焼き

昨日は半夏生でタコを食べる日ということで、「たこ焼き」を作りました。

 

関西で粉もんと言えば、「たこ焼き」。

 

たこ焼きは中国語で”章鱼小丸子 zhāngyú xiǎo wánzi”

 

‟章鱼 zhāngyú”は、タコのことです。



 

お好み焼き

お好み焼きは、なぜか‟大阪烧 dàbǎn shāo”と言います。

 

京都で食べても「大阪焼」

 

神戸で食べても「大阪焼」ですね。



以前、大阪千日前のお好み焼き屋さんに、マレーシアの方々をお連れしたことがありました。

 

お店の人が作り方を教えてくれるのですが、彼らは全くその通りにしません。

 

自分の好きなようにやっているので、お店の人は「違う、違う、そうちゃう」と困惑を通り越して不機嫌に。

 

できたものは、「もんじゃ焼き」そのもの!

 

ですが、本人たちはこれが「お好み焼きだ」と言っておいしそうに食べていました。



 

何かを作る体験のエピソードをもう一つ。




八つ橋作り

京都で八つ橋作りに行きました。

 

お店の人が作り方を一つ一つ丁寧に説明してくれて、

 

私はそれを通訳するのですが、中国語圏から来た観光客はその通りにする人は稀です。

 

自分勝手に、いえ、創造性を十分に発揮して作ります。

 

アートと言えばアートかもしれません。

 

できたものは、「餃子」そのもの!

 

口頭のみの説明では分かりにくいのかなと、その後、作り方の文章をを翻訳して、図も入れて、説明書を用意したのですが、結果は一緒で、

 

できたものは、「餃子」そのもの!

 

まあ、皆さん、楽しめばそれでいいかと思いました。

 

早くコロナが終息して、楽しいガイドの仕事を早く再開したいです。


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