行動追跡アプリ終了でデータを削除
中国国営のアプリ「通信行程カード」は、
携帯電話の位置情報を利用し、感染リスクが高いとされる地域への移動履歴を追跡するもので、2020年に使用が始まりました。
中国の「ゼロコロナ」政策の中核とみなされてきましたが、中国政府は13日夜、この行動追跡アプリの運用を終了しました。
それに伴い中国情報通信技術研究院(CAICT)は、2012年12月13日にこのようなニュースリリースを発表しました。
中国情報通信技術研究院:行程カードに関するデータを削除
中国情報通信科学院(以下「CICT」)は、「通信行程カード」の運用開始以来、「中華人民共和国データ安全法」および「中華人民共和国個人情報保護法」などの関連規定に基づき、技術および管理の面で厳しい措置を取り、法律法規により個人情報の安全性を保護してきました。
CICTは、行程カードサービスを提供する過程において、利用者の個人的な旅行データを保存せず、その間に発生した運用・保守データを順次削除・破棄します。
国務院共同予防管理機構の関連要求に従い、2022年12月13日00時、「通信行程カード」サービスは正式にオフラインとなり、CICTは関連法令に基づき、行程カードに関するすべてのデータを削除し、個人情報の安全性を効果的に保護します。
中国信通院:已删除通信行程卡相关数据
自“通信行程卡”上线应用以来,中国信息通信研究院(以下简称“中国信通院”)按照《中华人民共和国数据安全法》《中华人民共和国个人信息保护法》等法律法规有关规定,采取严格的技术和管理措施,依法依规保障个人信息安全。
在提供行程卡服务过程中,中国信通院不存储用户个人行程数据,在此期间产生的运维数据滚动删除、销毁。
根据国务院联防联控机制综合组有关要求,2022年12月13日0时起,“通信行程卡”服务正式下线,中国信通院已按照有关法律法规规定,同步删除了行程卡相关所有数据,切实保障个人信息安全。