語学学習アウトプットの重要性
どんな勉強にも言えることですが、インプットとアウトプットは両方とも大事です。
語学の学習も例外ではありません。
単語や文章を覚えるだけではなく、実際にそれを言ってみたり書いてみたりすることで記憶が定着します。

でも、あーなんかこれあったな、なんていうのだったかな、となかなか思い出すことができないという方も多いのではないでしょうか。
こういう時って、自分でもイライラして、「あーこの前やったところなのに」と自己嫌悪に陥ることもありますよね。
思い出せないからと、いつもすぐに辞書をひいたりスマホで調べたりしてしまいます。
しかしそういった他のモノに頼るのはまたすぐ忘れてしまうので、自分の頭だけを頼ってなんとか思い出すと言うことがとても重要なのです。
え~と、え~と、と頭の中を言いたい言葉の断片がグルグルまわって、何周もした後にやっと出てきたのが、全く違う単語だったり、もうグルグル何十周したのに切れ端のかけらしか出てこないことも往々にしてあります。
それにめげずに、調べる前にこうしたグルグルタイムを少しだけ時間をとって、頭の中の引き出しの奥の方から引っ張り出してくるそのプロセスがあってこそ、次第に自分のものになっていくのだと経験上感じます。
もちろんこれはインプットされた内容が頭にあることが前提ですので、何もないところからは出せません。
一昨日の5月10日にウェスティン都ホテル京都(瑞穂の間)で行われた
京都商工会議所 観光運輸部階創設70周年記念式典と交流会に参加してきました。

式典では、オープニングに芸舞妓の祝舞が披露され、
祝辞などがあり、京都観光再興に向けた共同宣言がされました。
その宣言を一部紹介しますと、
「地域企業として自覚と誇りを持って企業の強みを生かした新たな価値創造に挑戦し、世界を魅了する都市観光にふさわしいビジネスモデルを構築し京都の魅力を高めて参ります。」
私は中国語の講師でもありますが、長年、中国語の通訳と通訳ガイドに従事してきました。
インバウンドも回復の兆しがようやく見え始めてた昨今、
外国人観光客が戻ってきても今まで通りにいかないことなどにも対処できるよう
先ずは心の準備をしっかりしなければならないと思いました。
そして京都の魅力を今まで以上に工夫しながら伝えていければいいなと思います。
第二部は交流会で、着席形式のディナー。
バイオリンとチェロピアノのミニコンサートがあり、
牛フィレ肉のステーキが出ました。


思い切って中央メインテーブルに行って、
京都商工会議所の会頭、ワコールの塚本会長にご挨拶し、名刺交換し、一緒に写真を撮りました。
とっても気さくな方で笑顔で「今日はよくお越しいただきました」と私におっしゃり、嬉しく思いました。
また京都市副市長、文化庁の事務局長、リーガロイヤルホテル、長楽館の総支配人やハトヤ観光の社長とも名刺を交換させていただきました。
交流会の開催は3年ぶりだったそうです。

ホテルのロビーで撮影
京都鉄道博物館6
外にでると蒸気機関車がずらり!

『扇型車庫』
現存する日本最古の鉄筋コンクリート造りの扇型車庫に蒸気機関車20両を保存・展示しています。
“扇形车库"
在现存日本最古老的钢筋混凝土结构的扇形车库中,保存、展示有20辆蒸气机车。
(京都鉄道博物館パンフレットより)
国指定の重要文化財である扇形車庫と、蒸気機関車がダイナミックに回転しながら向きを変える転車台。
国家指定的重要文化财产——扇形车库,以及蒸汽机车一边动态转动,一边改变方向的转车台。
ここには、明治から昭和にかけて活躍した代表的な蒸気機関車を展示しています。
在这里,展出曾经在明治到昭和期间使用的代表性的蒸汽机车。
(京都鉄道博物館ホームページより)


蒸気機関車は前後の区別があるので、進行方向を変えるには機関車の向きを変えなければなりませんでした。
このため昔は多くの駅に向きを変える転車台がありました。
機関区をあわせて設置する場合に扇形庫を活用すれば、
分岐器の数や設置面積を大幅に節約できるため、多くの機関区でこの形が用いられたそうです。
その後、電気機関車やディーゼル機関車の時代となり、
一部の車両を除いて前後の転回がいらなくなったので、転車台とともに徐々に姿を消していき、残っているのは少なく、ここの扇形庫は上記の通り日本最古の鉄筋コンクリート造りで、人気が高く、高級そうなカメラを持った人を数人見かけました。
京都鉄道博物館5
京都鉄博では、電車の下を歩けます。
普段は見ることができない電車の下は、どうなっているのでしょう。

歩いて見上げると「モーター」や「ATS車上子」と書いてあります。
ATSは、ATSはAutomatic Train Stop(自動列車停止装置)の略です。
ATS功能
主要功能包含:编制运行图,根据运行图自动办理列车进路,自动调整列车运行间隔,必要时可以人工介入调整列车间隔,记录运行数据等。
日本語では↓↓
ATSの機能
主な機能は、走行図の作成、走行図に基づく列車進入路の自動処理、列車走行間隔の自動調整、必要に応じて手動による列車走行間隔の調整、走行データの記録などです。
そして車上子(しゃじょうし)とは、地上子との間で情報を送受信するために,車両に取り付けられたコイルのことだそう。
ちなみに、この車両はEF66-35
1974年に使用が始まり、2013年に廃車されるまで、活躍したそうです。
京都鉄道博物館4
京都鉄道博物館は先日開館6年を迎え、
今までのべ480万人が利用したそうです。
車両の展示や体験コーナーも面白いですが、
本館1階「車両のしくみ」のコーナーも迫力あります。
これは「パンタグラフ」
電車が架線から電気を取り入れるため車両の屋根に設置されているのがパンタグラフです。
新幹線や新快速はこのパンタグラフがついています。
大体特急車両についていますね。
く字型に曲がったものや、ひし形のがあります。
車両によってパンタグラフの形状が違うのをご存知ですか?
ここでは数種のパンタグラフが展示してあります。
機械の前のボタンを押すと、パンタグラフが上がって架線に触れて、それから降ります。
ガシャーーーン、すごい音!!!
普段は下から見上げる角度ですが、間近で同じ目線で動いているのを見るのは初めてで、
へ〜、こんな風に上がり下りするのかと、5回ぐらい連続でボタンを押してその動きを見ていました。

パンタグラフは中国語で“ 受电弓 shòu diàn gōng"
「電気を受ける弓」って、そういえばまあ形は弓に似てますかね。
パンタグラフが付いていないのは、気動車でディーゼルエンジンが用いられています。
今はハイブリットディーゼルというのがあって、駅に停まった時に充電をして次の駅まで走ると言う研究がされているそうです。
パンタグラフ、あってもなくても、すごいですね。