中国の「福の神」の誕生日
1月5日は「財神(福の神)」を迎える日
昨日、1月26日は旧暦では1月5日にあたります。
中国では 1月5日は「財神(福の神)」を迎える日とされています。
“正月初五,迎财神”
民间传说,正月初五是财神的生日,家家置办酒席,为财神贺辰。
日本語意訳:
「1月5日、福の神をお迎え」
民間伝承では旧暦の1月5日は福の神の誕生日です。
どこの家庭でも宴会をして、福の神の誕生日を祝います。
「財神が1月5日に天界から降りてくる。金持ちも貧乏人もみな儲かる。早起きをしてお出迎えをしよう。金銀財宝が家に入ってくる。」
"财神初五下天台,富人穷人皆发财,赶早起来抢路头,金银财宝进家来。"
と言ってお迎えするそうです。
餃子も食べます
这一天,大家还要吃饺子。
饺子捏成元宝形状。有的饺子里还会包上硬币、花生、红枣或栗子,寓意“健康长寿”红红火火过大年。
日本語意訳:
この日、また餃子を食べます。
餃子は元宝の形に作り、餃子の中には、コイン、ピーナッツ、紅棗、栗などを包みます。
「健康と長寿」の意味を表し、新年をにぎやかに祝います。
元宝とはお椀型もしくは馬蹄に似た形状のお金のことです。
このコロナ禍では、餃子の中にコインを入れなくても福の神は来てくれるはず!
お金が儲かりますように!という願いはもちろん万国共通のようです。