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なつかしの兌換券

兌換券

授業で、“兑换 duìhuàn”という単語が出てきました。

 

現金に換える、両替する、という意味ですね。

 

日本語の漢字は、「兌換」。

 

「兌換」から「兌換券」を思い出しました。

 

「兌換券」って、もうご存じない方もいらっしゃるでしょう。

 

「兌換券(だ かん けん)」

 

外汇wàihuì兑换券/外貨兌換券.

 

1979年から90年まで中国で外国人専用に流通された補助紙幣です。

 

私がかつて仕事をしていた所は、西安の郊外で、

 

有る時、街の市場でお酒を買おうと、店の年配女性この兌換券を出すと、

 

「こんなの見たことがない、これはお金ではない」と受け付けてもらえず、買い物が出来なかった思い出があります。

 

えっ、今もまだ、確か記念として、残していたはず・・・・

 

引き出しをゴソゴソ。

 

あった、あった!!!

 

いつか、プレミア付いたらいいのにな〜

 

いえいえ、やはり置いておきます。

 

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“兑换 duìhuàn”を使った例文を挙げます。

 

日元兑换人民币。 / 円を人民元に両替する

 

把日元兑换成人民币。 / 円を人民元に替える

 

下の方の文は把構文。

 

把構文は、本来は動詞の後ろに置かれる目的語を “把”の目的語として、動詞の前に置く構文。

 

その目的語は、

 

はっきりそれとわかる特定のもの

 

すでに存在しているもの。

 

あいまいで、ポヤ〜としている目的語はダメですね。

 

さらに、処置の意志が加わる時に使うのでしたね。

 

加えられた行為や処置の結果が現れる、例えば

 

•位置が移動

 

•状態が変わったなど

 

何らかの変化や結果がある、現れる時に使うのでした。

 

ですから把構文の時は、動詞がただの“兑换”ではいけません。

 

兑换成というふうに、補語を付けなければなりません。

 

“把” 構文、

ただの「〜を」ではないので注意しましょう。