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授業のひとコマ(訳すという負担を減らして読む)

先日の授業


先日の中国語の授業は、健康状態やお家の都合で欠席者が数名いらっしゃいましたが、


出席の受講者の方の「今日も楽しかった」という声を聞いてうれしく思いました。



授業で、お盆の由来について書かれた約100字くらいの中国語の文章を用意して、スライドを映すと


「ええ、長いね~」という受講者のつぶやき・・・


そして文章を指しながら解説をし、内容をわかってもらうように日本語ではこういう意味ですと、やはり指しながら訳しました。


中国語を日本語に訳すと構造上どうしても後ろの部分を前にもってくることがあります。


するとある方が「私、学生の頃、漢文が好きでした。レ点や返り点の読み方みたいですね」とおっしゃるのです。


そこで私のアドバイス:


「日本語に訳す時は単語やフレーズが前後することがあります。


でも、翻訳のためではなく、中国語を読んで理解しようとする時、レ点などを付けて訳しながら読むなどバックして戻るということはせずに、


頭から順番に読み下していってください。


中国語を読むときにどうしても日本語に訳してから理解する方がいますが、それでは一工程増えて手間、負担です。


その文章を読む目的はその内容が分かることです。すばらしい翻訳文を作ることではありません。自分で意味が分かればいいのです。


直接、そのまま順に読み下すという癖をつけると、訳出するという負担が減って、長文を読むのもしんどくなくなりますよ」とアドバイスしました。




「分かりました。中国ドラマが好きで、中国語の字幕付きで見ています。そのやり方で見てみます」と笑顔の受講者




授業終わって一枚パチリ、お疲れ様でした。