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京都の烏丸通りは「からす」と関係ない!?

このあたりのごみの収集日は月曜日と木曜日です。

 

朝の8時に玄関先に置きますが、必ず黄色い網をかぶせておかないと「からす」が来て中身をついばみ、あさって、もうエライことになります。

 

ご近所の網をかぶせていないところにやってきた彼らを、ほうきで撃退しようとしても全く効果がありません。

 

「からす」は中国語で‟乌鸦wūyā”





からすが鳴くのは不吉の前兆だと思われていた。

 

以前人们认为乌鸦叫是不祥的征兆。

Yǐqián rénmen rènwéi wūyā jiào shì bùxiáng de zhēngzhào.

 

といいますが、

 

京都で、「からす」と言えば、京都駅から北に延びるメイン通りのひとつ「烏丸通り」が思いつきます。

 

ぱっと見ると、「とりまる」かと読んでしまいがち。

 

でも、「烏丸」の「烏」は「トリ」ではなく、「からす」です。

 

「烏丸」の読み方は「からすまる」ではなく、「る」がなくなって「からすま」です。

 

ああ、この道には「からす」がたくさんいるのか?!

 

それともこの道は「からすの勝手でしょ」で、勝手に通れるのか?




調べてみると、実は、この通り名の由来には「からす」には全く関係ない!

 

今の烏丸通に沿って、むかしは川が流れていて、

 

その河原の中洲を「河原の洲、」と呼び、それが短縮されて、“からす”と言われるようになり、

 

その中州の一帯を「河原の洲の間、」で、「からすま」と呼ぶようになり


さらにその後、当て字で「烏+丸」になったそうです。

地名を紐解くと、いろいろおもしろいですね。