京都の東福寺、色付きだしたモミジに朱色が映える愛染堂は
通天橋を渡った左手にあります。
この八角形のお堂をのぞいてみると、中には鎌倉時代に作られた愛染明王の像が安置されていました。
愛染明王はすべての人を苦悩から救い愛と尊敬の心を与え、
悪縁を断ち切ってすべての人に心安らかな平穏を授けるといいます。
とりわけ女性に善き愛を与えて良縁を結ぶご利益があるそうです。
13世纪到16世纪,
13 shìjì dào 16 shìjì,
日本佛教徒相信爱染明王可以保佑男女的婚姻恋爱和合,
Rìběn fójiàotú xiāngxìn Àiài rǎn míng Wáng kěyǐ bǎoyòu nánnǚ de hūnyīn liàn'ài Héhé,
其信仰功能类似中国的月下老人。
qí xìnyǎng gōngnéng lèisì Zhōngguó de yuè xià lǎo rén,
訳文:
13世紀から16世紀にかけて、日本の仏教徒は愛染明王が結婚や恋愛、男女の仲を祝福してくれると信じていました。
そのご利益は中国の月下老人と似ています。
「良縁」とは、広い意味で「良い出会いができること」。
縁というものは目に見えないものですが、物事がうまく進む時には、目に見えない不思議な何かに動かされるものだそうです。
紅葉の中、東福寺の愛染明王をお参りするのもいいですね。