東福寺には、「三名橋」と呼ばれる3本の橋があります。
通天橋、臥雲橋、偃月橋です。
東福寺の仏殿から開山堂へ向かう途中は、深い谷になっています。
修行僧が毎回この谷を越えるのは大変ということで、通天橋が架けられました。
通天橋の下には約2000本のもみじが植えられていて、紅葉を愛でる名所としてとても有名ですね。
これが通天橋です。
この写真は、通天橋より西側の別の橋、臥雲橋の上から撮影しました。
その臥雲橋がこれです。普通の道で、拝観料など払うことなく誰でも通れます。
この日は自転車で行ったので、自転車を押して渡りました。
このタダで渡れる臥雲橋、重要文化財です!
そして3本のうち、一番東の、川の上流にあるのが偃月橋
偃月橋は方丈の奥にあります。奥まっているので少し見つけにくいかもしれません。
橋を渡ったところに、最古の方丈建築の「龍吟院」があります。国宝です。
豊臣秀吉の正室ねねが、「龍吟院」にお参りするために、この橋が架けられたそうです。
1603年に再建されました。
1603年って、「人群れ満ちる江戸の町」という語呂合わせで覚えた江戸幕府成立の年!
そんな昔の橋。
龍吟庵は修繕工事のため、令和3年・4年の特別拝観が休止になり、
そのとなりにある即宗院の今年の秋期拝観は11月13日(土)からで、まだ始まっていないので、
この日は周りに誰もいなくて、橋の下の少し色づき始めたもみじの風景をとてもゆっくり見ることができました。
おすすめスポットです。
東福寺には、「通天橋」以外にも見どころのあるステキな橋がありますよ。
はし【橋】 関連の中国語
桥qiáo,桥梁qiáoliáng
陸橋は、天桥tiānqiáo
橋を渡る|过桥.
川に橋を架ける|在河上搭桥.
島と島は橋でつながっている|岛和岛之间有桥相连.
世界的に有名な橋|世界闻名的桥
秋の紅葉たけなわの京都を巡って、楽しく中国語を学びませんか。