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今日は中秋節、何を食べる?

今日は中秋節

 

中秋節は、旧暦8月15日で、新暦にすると今年は9月21日になります。

 

中国語で、“中秋节 Zhōngqiūjié”です。

 

今日のお月さまは満月で、“月到中秋分外明”(月は中秋のころとりわけ明るい)といわれ、この日の夜に、月見をします。



関連の言葉をご紹介します。

 

赏月shăngyuè/月見(をする)

 

吃月饼yuèbĭng/月餅を食べる

 

团圆饼tuányuán bǐng/月餅(の別称)

 

豆沙dòushā月饼/アズキあんの月餅

 

五仁wǔrén月饼/クルミ・マツの実・ラッカセイなどが入った月餅

 

团圆酒tuányuán jiǔ /団らんの酒

 

赏月饭shǎngyuè fàn/月見の食事




中秋節の由来

中秋節は、古代の天体崇拝、つまり月を敬う習慣の名残です。

 

月と太陽、この2つの天体が交互に現れることから、月も崇拝の対象となりました。

 

中秋節は、唐の時代に公式に国民的な祭りとして認められるようになり、太宗皇帝の記録である『唐書』には、中秋節を8月15日に祝ったという記録があります。

 

この時代、多くの詩人が月をテーマにした詩を書いたり、神話的な話と組み合わせて、ロマンに満ちた祭りになったようです。

 

北宋時代、中秋節は民間の祭りとして定着し、正式に旧暦8月15日と定められました。 

 

明朝、清朝の時代には、儀式や祈り、感情や願いが結びつき、中秋は中国の代表的な祭りの一つとなりました。


日本では月見団子ですが、中国では月餅を食べます。


月餅は、月の神様へのお供え物として古くからあり、「月餅」という言葉は、南宋時代に呉子武という人が書いたの『蒙古録』に初めて登場します。

 

明の時代になると、中秋節に月餅を食べる習慣が一般的になり、 元・明の時代を経て、月餅を食べたり贈ったりする習慣が広まり、月餅は「団らん」という象徴的な意味を持つようになりました。

 

清朝から現代に至るまで、月餅は品質と種類の面で進化してきました。 原料や配合、形状の違いで、月餅はよりバラエティーに富み、北京風、蘇州風、広東風などさまざまな種類があります。

 

月餅は、中秋節という意味合いを持つ食べ物であるだけでなく、家族の団らんを意味し、想いを送るという、今では一年中見かける人気のお菓子です。




 

この写真の月餅は、生徒さんからいただいたものです。

 

かわいい「月饼yuèbĭng」でしょ。

 

このように実物があると、覚えやすいですね。

 

「月饼yuèbĭng」という一言を覚えるのではなく、

 

「食べる 吃」 「〜している 正在〜呢」や「持ち上げる 拿起来」などを使って、

 

実際の動作をしながら、文を作ってみると、

 

もうそうれは、すご〜〜〜い


是非、やってみてください。