大熊猫双胞胎
東京上野動物園のメスのジャイアントパンダ、「シンシン」が6月23日、双子の赤ちゃんを出産したとニュースになっています。
「双子」は、中国語で、”双胞胎 shuāngbāotāi”
「パンダ」は、‟熊猫 xióngmāo”
でも、どうして熊猫、くま+ねこ、なのでしょうか?
一説によりますと、
ジャイアントパンダの祖先は「始熊猫」という古代の動物です。
パンダの学名は「猫熊」で、すなわち「猫のような熊」で、
本質は熊のようなのですが、外見は猫に似ているので、こう名付けられました。
厳密に言えば、「熊猫」は誤った名詞なのです。
中国の解放前、四川省重慶北碚博物館で、パンダの標本が展示され、その説明プレートに、左から右へ二文字、「猫熊」と書いてありました。
しかし、当時、新聞の見出しは、右から左へ読んでいましたので、取材に来た記者が、「猫熊」を「熊猫」と、逆に読んで誤って書いて報道してしまいました。
それ以来、「熊猫」という言葉がマスコミを通じて広まり、慣れれば、直すことも難しく、間違ったまま「熊猫」と呼ぶようになりました。
(上記は百度からの中国語の文章を日本語に翻訳)
パンダはやはり、「熊」系ですよね。
科学者が、パンダを「猫熊」と名付けたのは、祖先が熊の祖先と似ていて、食肉だからだそうです。