緊急事態宣言発令中で、自粛かなと、外出を控えて、ちょっとストレス感じていらっしゃる方も多いと思います。
でもまあこうして無事でいられることに「感謝」です。
今日は、その「感謝」と、同じ「感」がつく、「感激」の違いを紹介します。
感谢[gǎnxiè]と感激[gǎnjī]
同じところ: 両方動詞です。
いいことをされたり、気にかけてもらったり、助けてもらったりして、相手に好感や好意を伝える時に使いますね。
ひとつづつ見ていくと、
まず、感谢[gǎnxiè] は「感謝する」と言う意味で、
例文:
表示衷心zhōngxīn的感谢 /心から感謝の意を表します
感谢不尽bùjìn /感謝にたえない
非常感谢你的帮助 /あなたの援助に心から感謝いたします
次に感激[gǎnjī] (人の好意に)心を強く動かされる,感謝するという意味
例文:
我非常感激他 /私はあの人に心から感謝している.
感激涕tì零 /感謝するあまり涙を流す.
感激と:感谢を比較しますと
①“感激” は他人の好意に強く心を打たれ,気持ちが高ぶることに重点があります。
“感谢” は他人からの援助や贈り物に対してお礼の気持ちを表すことに重点があります。
②“感激” は“感谢” よりも強さ・重みがありますね。
また感激[gǎnjī]は日本語の「感激(カンゲキ)」とは異なりまして、必ず人の好意や援助について言いますよ。
ここポイントです。
例えば、
昔あった、カレーのコマシャールで、「ひでき、かんげき」というのがありました。
だいぶ古い?
この場合カレーがおいしくて、ひできは感激(かんげき)したので、人の好意や援助についてではありませんよね。
なので、中国語の感激[gǎnjī]は使いませんね。
日本語と同じ漢字だから、中国語でも意味が全く同じとは限らないので、少し気を付けていただければと思います。
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