昨日、花見に行ったときに気づいたことがありました。
木の幹の途中から、小さな枝が出て花が咲いているのです。
結構多くの木で見られました。
樱花树的树身主干上抽芽。
Yīng huā shù de shù shēn zhǔ gàn shàng chōu yá.
訳:桜の木の主要な幹に芽が出た。
解説:抽芽chōuyá は、「芽を吹く、芽が出る」という意味です。
抽chōuは、おなじみの「抽烟chōu yān」(タバコを吸う)で学んだことのある方も多いかと思います。
抽chōuは、吸う、吸い込むという意味もありますが、
また、(間に挟まっているものを)引き出す、抜き出す、引っ張り出す、取り出す、引き抜く、という意味もあるので、
(植物の芽が)出る、というのも分かりますね。
帰ってから、幹や枝の途中に芽が吹くことについて、調べてみると、これを「胴吹き」と言い、
古い桜の木ではよく見られ、木の本体が年老いて勢いがなくなってきたので、何とか少しでも生き延びようとしている現象だそうです。
「ああ、もうワシも年老いた、せめてこの子に託したい」という想いなのでしょうか。
それならば、年老いたって一体何歳?と思い、写真の年輪を数えようとしましたが、見えにくくて断念。
調べてみると、桜の寿命は品種によって様々で、
野生種だと自然淘汰されて、たくましいので、2000年のもあるとか。
2000年って屋久杉なみ!
よく見るソメイヨシノは60年くらいだそうです。
思ったよりも短いです。
桜の花は開花時間が短いですが、樹木自体もそんなに長くはないとは驚きでした。
ここの桜の状態からすれば、これらはシニアの桜でしょうか。
小枝を出してガンバレ!
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今回は方向補語をバッチリ使えるようになりましょう。