昨日は立春でした。
中国では、‟打春”とも呼ばれ、春の始まりです。
二十四節気のうちの、最初の節気で、時期的には旧正月前後になります。
昔、民間では立春の日には「春の神」を迎えるお祭りがありました。
「春の神」は‟句芒”と言い、顔は人で、体は鳥と伝わっています。
中国では3000年前から「春を迎える」儀式が行われていました。
立春特有の豊かな文化的民俗風情があります。
漢族だけでなく、少数民族も立春を重んじてきました。
例えば、白族が立春の日を催春節と呼んだり、トン族が立春の日を迎えるにあたり、春牛踊りを演じる行事があります。
立春に食べる「モノ」があります。
なんでしょうか?
それは、文字通り 「春巻」!
春巻は昔の人にとって春の象徴でした。
人々は立春の頃に出る野菜の若芽が香ばしくて柔らかく、おいしいことを知っていて、それを具材にして作ったところから「春巻」と名付けられました。
健康や息災を願い、みんなで分けて食べたものが、後に次第に日常の食べ物になったそうです。
ええ?春に食べるから、春巻っ言うの!?
私も調べていてビックリ!知りませんでした。
中国の悠久の文化は奥が深いですね!