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中国×日本 比較文化シリーズ【第1回】「ありがとう」の言い方で見える文化の違い

 中国×日本 比較文化シリーズ【第1回】「ありがとう」の言い方で見える文化の違い

大家好、みなさん、こんにちは!


今日から新しいシリーズ「中国×日本 比較文化全20回」をスタートします。


言語の違いから見える文化の違いを一緒に探っていきましょう。


 日本人が戸惑う中国の「谢谢」事情

知り合いのある中国人留学生から、こんな質問を受けたことがあります。「日本人はどうしてそんなに『ありがとう』って言うんですか?」


逆に、日本人が中国に行くと「中国人は『谢谢』をあまり言わない」と感じることが多いようです。


実は、これは「感謝しない」わけではなく、感謝を表現する文化的なルールが違うのです。


 中国では「谢谢」を言わない場面

中国では、家族や親しい友人の間で「谢谢」を頻繁に使うと、逆によそよそしく感じられてしまいます。例えば、家族が作ってくれた食事に毎回「谢谢」と言うと、「家族なのに他人行儀だな」と思われることも。


親しい関係では、感謝の気持ちは言葉ではなく、行動や態度で示す文化が根付いています。次回自分が料理を作ったり、相手を助けたりすることで、感謝の気持ちを「返す」のです。


ただし、最近の若者世代や国際的な影響で「谢谢」をより頻繁に使う人も増えていますが、伝統的にはこのような傾向が強いです。また、中国の南部や香港・マレーシアの華人コミュニティでは、丁寧語がより多用される場合があるため、地域差も考慮すると良いでしょう。

 日本の「ありがとう」は潤滑油

一方、日本では家族にも「ありがとう」を言うことが推奨されます。コンビニで買い物をしても、エレベーターのドアを押さえてもらっても「ありがとうございます」。これは人間関係の潤滑油として機能しています。


中国人から見ると、「そこまで言わなくても…」と感じる場面でも、日本人は感謝の言葉を口にします。これは礼儀正しさというより、円滑なコミュニケーションを維持するための文化的な習慣なのです。ただし、「ありがとう」は確かに潤滑油ですが、過度に使わない場面(例: 非常に親しい間での沈黙の感謝)も稀にあり、絶対的でないことを覚えておくとバランスが取れます。


 言語学習のヒント

この違いを知っておくと、中国語学習がもっと楽しくなります!


中国語を話すときのポイント: 

  •  店員さんやタクシー運転手には「谢谢」を使う
  •  親しい友人には「谢谢」より具体的な行動で返す
  •  ビジネスシーンでは丁寧に「非常感谢」「多谢」を使う 

逆に中国人の方が「谢谢」を言わなくても、失礼なわけではありません。それなりの感謝の表現方法があるのです。

 まとめ

言葉の使い方の違いは、その国の人間関係の捉え方を映す鏡です。中国では「内と外」の区別が明確で、親しい人には言葉より行動で示す文化。日本では誰に対しても言葉で丁寧に感謝を伝える文化。


どちらが正しいということはありません。大切なのは、その違いを理解し、相手の文化に合わせたコミュニケーションができることではないでしょうか。

【今日の中国語フレーズ】

- 谢谢 (xièxie) - ありがとう

- 非常感谢 (fēicháng gǎnxiè) - 大変感謝します

- 不客气 (bú kèqi) - どういたしまして


次回は「食事のマナー」について、中国と日本の面白い違いを紹介します。お楽しみに!