訪日外国人観光客、回復傾向
コロナ禍で激減した訪日外国人観光客が戻りつつあります。
この1月の訪日客数は149.7万人で、コロナ前の2019年1月比で56%の水準に達し、中国本土以外からの訪日客に限ると76%にまで回復したそうです。
「観光立国推進基本計画」の草案
こんな中、観光庁が新たに提示した「観光立国推進基本計画」の草案によりますと、
2019年は訪日客数が過去最高の3188万人でしたが、2025年にはそれを上回る水準に引き上げ、
さらに訪日客一人当たりの消費額を、2019年より4万円も多い20万円に増やすという目標を上げました。
2030年には訪日客数を6000万人に伸ばすもともとの目標はそのままで、かつ「量より質」に転換するとしています。
中国からの入国、水際対策が緩和
明日3月1日から中国からの入国、水際対策が緩和されます。
これまで中国からの全入国者に対し実施していた到着時のウイルス検査を、一部を対象としたサンプル検査に切り替え、
さらに、航空機の到着を成田、羽田、関西、中部の4空港に制限する措置は撤廃し、増便も認めるとしています。
中国人観光客の旅行先として日本が上位にランクイン
中国の大手オンライン旅行会社Trip.comの統計によると、中国周辺国への海外旅行では、日本が人気トップとなっているそうです。
中国人観光客が行きたい旅行先として日本が上位にランクインしていることは明るい兆しで、うれしいですね。
日本でたくさん買い物したり高級な飲食店に行ったり、一人当たりの消費額が大きい中国人観光客の受け入れ体制の再構築は、インバウンド対策の必須課題です。
中国語を活用する機会が増えるのは間違い無し
中国語でのメニューの翻訳やおもてなしの言葉から、街で尋ねられる道案内など中国語を活用する機会が増えるのは間違いありません。
今から中国語、学ぶの、きっと役に立ちますよ。