太陽が昇っても、なぜ月は空に浮かんでいる?
今日はいいお天気だなと窓を開け青空を眺めると、月がまだ空にありました。
太陽が昇っても、なぜ月は空に浮かんでいるのでしょうか?
朝、太陽が昇り空高くなった後も、まだ月が空にかかっていることもあれば、
太陽が沈む前に、月がすでに空高く昇っていることもあります。
なぜ、このようなことが起こるのでしょうか。
月は地球の衛星であり、常に地球の周りを回っています。
中国の夏(か)の朝廷で行なわれたとされる暦法に「夏歴」というものがあります。
夏暦では、月が地球の周りを一周するのを基準にして、その一周を「ひと月」としていました。
この「ひと月」のことを「朔望月」といい、 毎月1日を朔日(新月)15日を望月(満月)としました。
夏暦は、月の満ち欠けだけでなく、潮の満ち引きも反映されます。
夏历以月球绕行地球一周为一月,一个月叫做“朔望月”。
每月初一为朔日,十五为望日。
夏历除了反映月相盈亏外,还反映了潮汐现象。
新月から満月までの間
この期間、月は太陽の東に位置し、日没前にすでに空にあり、つまり日が暮れる前に地平線から昇ってきます。
「日がまだ暮れていないのにすでに月が出た」という現象は、必ず新月からと満月までの陰暦でいう月の前半に発生します。
満月から新月までの間
この期間は、月は空にとどまっています。
すなわち、月は太陽が昇ってから地平線に沈んでいきます。
「太陽は出たのに月がまだ沈まない」という現象は、必ず満月から新月の陰暦上の月の後半に発生するのです。
中国語意訳:
为什么太阳出来时,月亮还挂在天空。
有时候早上太阳已出来,可是月亮仍旧悬在天空,而有时候下午太阳没有落山,月亮早已经高高挂在天空了。
为什么会出现这种现象呢?
月亮是地球上卫星,它不停在围绕地球旋转。月亮每绕地球一周,每个月就有一次朔和一次望。
在从朔到望这半个月里(就是厦历的上半月),月亮位于太阳的东边,在日落以前就已经在天空,也就是说,月亮在上半月,是日落以前从地平线上升起来的。
从望到朔的半个月里(厦历的下半月),月亮仍旧逗留于天空,也就是说,下半月的月亮,是日出以后才落到地平线一面去的;
所以有“日末落,月已出”的现象总是发生在厦历的上半月;而“日已出,月末落”的现象总是出现在厦历的下半月。
まとめ
2023年2月は、6日が満月、20日が新月です。
今日2月12日は、満月から新月の間の陰暦でいう月の後半にあたり、朝の空に月がはっきり見えていました。