京都松尾大社「今月のことば」
京都松尾大社に行くと、「今月のことば」として、このような四字が書かれていました。
「凍解氷釈」
どういう意味????
【凍解氷釈】とうかい-ひょうしゃく
疑問や問題が、氷が解けてなくなるように消えて解決すること。
「解」「釈」はともに、ここでは氷が解けること。
出典:朱熹(しゅき)「中和旧説序(ちゅうわきゅうせつじょ)」
中国語では:
冻解冰释 dòng jiě bīng shì
比喻困难和障碍象冰冻融解那样消释。
Bǐyù kùnnan hé zhàng'ài xiàng bīngdòng róngjiě nàyàng xiāoshì.
2023年の2月4日(土)は立春でした。暦の上ではもう春が始まっていますが、実際には一年で最も寒い時期です。
氷が解けるのが待ち遠しく、そして本当に氷が解けるようにさまざまな問題が解決することを願います。
そんな思いを込めて、松尾大社ではこれが「今月のことば」になっているのでしょう。