「つばき」と「さざんか」との違いを中国語で
つばきとさざんかは比較的よく知られている植物ですが、この二つは比較的似ていて、なかなか区別することが出来ません。
まず「つばき」と「さざんか」は中国語で、このように言います。
それでは、「つばき」と「さざんか」との違いを日本語と中国語で見ていきます。
つばきとさざんかの違い
花の形から言えば、つばきの花はラッパ状、さざんかの花はお皿状で、詳しくよく見なければなりません。
从花朵形状上来说茶花的花为喇叭状,而茶梅的花为碟状,这个需要仔细观察区分。
香りの面では、つばきは無香性ですが、さざんかは微香性です。
从花的味道上来说,茶花的花是没有香味的,而茶梅的花却有淡淡的香味。
花びらでいうと、つばきの花びらの底の方はつながっていて密集しているのに対して、さざんかの花びらの底の部分は離れていて、一定の隙間があります。
从花瓣上看,茶花的花瓣基部是连生的,密密麻麻的,而茶梅的花瓣基部是离生的,有一定空隙。
咲いた花は必ず散りますが、つばきとさざんかの花は散り方が違います。つばきは花ごと花全体が落ち、さざんかは花びらが一枚一枚散らばって落ちます。
花开总会花谢,茶花与茶梅的花在谢的时候掉落是不一样的,茶花花谢时整朵落下,而茶花花谢时花瓣是一瓣一瓣散落的。
また、つばきとさざんかは葉が異なり、つばきの葉は大きく、さざんかはつばきに比べ小さい葉です。
茶花与茶梅的叶子也是不一样的,茶花的叶子比较大,而茶梅相对茶花来看叶是比较小的。
生えてきた若枝の違いは、つばきの若枝は毛がないのに対し、さざんかの若枝には毛が生えています。
从长出来的嫩枝来区分,茶花的嫩枝上面是没有毛的,而茶梅的嫩枝是有毛的。
つばきは常緑低木または小高木で15mにもなり、さざんかも小高木ですが、一般的には高さ12mになり、つばきよりやや低いです。
茶花是是常绿灌木或小乔木,可高达15米,茶梅虽也是小乔木,但高度上一般达12米,相对茶花来说要矮一些。
まとめ
さざんかは、つばきと梅の特徴を併せ持つので、比較的似ているように見えますが、よく見ると区別できます。
以上、「つばき」と「さざんか」の違いをまとめてみましたので、見分け方の参考にしていただければと思います。
実家のさざんかは、やはり花がバラバラと散ってそうじがたいへん。
「バラバラ」散るのに、「薔薇」ではなく、「さざんか」です。
花びらは「ハート型」