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六波羅蜜寺の初観音

六波羅蜜寺 初観音

昨日1月17日は京都東山区にある「六波羅蜜寺」の「初観音」にお参りしてきました。


この日は六波羅蜜寺の今年最初の観音様の縁日で最多功徳日だとか。



お寺のいわれ

西暦951年に、疫病が大流行。


これを鎮めるために村上天皇が空也に悪病退散を命じました。


(口から念仏が飛び出している「空也上人像」でも有名な空也です。)


そこで空也は十一面観音立像を彫り、


それを荷車に積み、市中を巡って踊念仏を唱えたり、


小梅と昆布を入れた皇服茶(おうぶくちゃ)と呼ばれるお茶を病人に飲ませることで


疫病を収束させたそうです。


その皇服茶、今、欲しいですねー。


そして・・・・・・・

「六波羅蜜」とは


六波羅蜜は、菩薩が仏道を成ずるために修行すべき六つの徳目で、


布施・持戒・忍辱(にんにく)・精進・禅定・般若を指します。


中国語意訳:


六波罗蜜,菩萨欲成佛道应当修行的六种科目,


分别是:布施、持戒、忍辱、精进、禅定、般若。


この中六つの中でなじみがあるのは

布施:


見返りを求めない応分の施しをさせていただく事をいいます。


貪欲の気持ちを抑えて、完全な恵みを施すことです。


布施行は物質だけではありません。


精進:


不断の努力をいいます。


我々人の生命は限りがあります。


ひとときも無駄にすることなく日々誠心誠意尽くすことです。

(六波羅蜜寺のHPより)

一つ一つに深い意味があるのですね。


実践できればいいですが、なかなか難しい。


せめて少しでも心に留めて、またお参りに行きたいと思います。