春節の帰省ラッシュにこんな対策
今年になって早くも17日目。
先日、「新年好」と言っていたら、来週はまたもや「新年好」です。
というのも中国など中華圏における旧暦の正月(旧正月)、「春節」が間もなくやってくるからです。
2023年の春節は1月22日。
休み期間は大体が1月21日から1月27日まで7連休になりますが、もっと長いところもあります。
春節をはさんだ前後40日間の帰省ラッシュは「春运」と呼ばれ、休みを利用して多くの人が移動します。
中国政府は今月6日、22日の春節の前後に鉄道や飛行機などを利用する人が、前年比でほぼ倍増ののべ21億人に達するとの見通しを発表しました。
人々の移動を制限する「ゼロコロナ」政策が終了し、帰省や旅行がしやすくなるので交通機関を利用する人が増えるからです。
今年春运人流高峰与疫情高峰叠加,不确定性多、情况复杂。
面对成倍增长的运输压力,如何保障交通“大动脉”畅通?
日本語訳:
今年の春節は人の移動のピークとコロナ流行のピークが重なり、不確実性が多く、複雑な状況です。
倍増する輸送圧力に直面し、いかにして交通の「大動脈」の円滑な流れを確保するか?
为做好疫情防控,北京西站加强候车区域的通风消毒,
特别是旅客接触频繁的检票闸机、
自动售取票机以及电梯扶手和服务台面等关键位置,加强消毒频次,为旅客营造健康安全的出行环境。
同时在服务台,还备有应急用的非处方药、口罩,以备旅客不时之需。
日本語訳:
北京西駅では、感染症の予防対策として、
特に改札や自動券売機、エレベーターの手すりやサービスカウンターなど、
乗客が頻繁に接触する重要な場所の消毒を強化し、乗客が健康で安全に移動できる環境づくりを進めています。
また、万が一に備えて、応急用の市販薬やマスクもサービスカウンターに用意しています。
(写真はイメージです)
また、専門家が注視しているのは、新たな変異株が出てくる可能性