京都の西山、観光地で人があふれかえっている所ではなく、いわば知る人ぞ知る名所が点在しています。
善峯寺もその一つ。
結構高いところにあるので、市内が見渡せます。
大パノラマが眼下に広がり、この絶景に雄大な気持ちになります。
このような山の中腹にお寺を建てるのたいへん・・・と思っていると、いのしし伝説があるとのこと。
ここはもともと岩が多い山の上。工事に苦労していたところ、猪の大群が一夜にして岩山を砕き、そして地をならして平地となしたそうです。
確かに、イノシシがいそうです。
この日は、イノシシではなく、野生のサルがいました。
善峯寺は平安中期、源算上人により建てられたお寺で、
境内には桂昌院ゆかりの建物が数多くあります。
桂昌院は6歳までここに住んでいたそうです。
桂昌院は、元はお玉という名前で、「玉の輿」の語源になったとも言われています。