京都「桜満開」
京都でも昨日、気象台が桜が満開になったと発表しました。
美しい桜の花の間を、小鳥がしきりに行き来し、しょっちゅう花の蕊(しべ)をつついています。
この文の中国語は↓↓
美丽的樱花间,小鸟不停地穿梭在花间,时不时啄着花心。
Měilì de yīnghuā jiān,xiǎoniǎo bùtíng de chuānsuō zài huā jiān,shíbùshí zhuó zhe huāxīn.
ここは「堀川第一橋」という所です。
京都市指定有形文化財に指定されています。
この橋は江戸幕府が御所と二条城を結ぶ橋として架け、
当時は木の橋で「中立売橋」と呼ばれていました。
後水尾天皇が二条城へ向かうためこの橋を渡ったそうです。
その木製の「中立売橋」がどうして「堀川第一橋」という名になったのでしょうか?
それは、明治になって京都市内の木橋を、いわゆる「永久橋」と言われるコンクリート橋など、ある程度の長期間にわたって架け替えが必要ない橋に架け替えたもののうち、
堀川で最初の橋だったことから「堀川第一橋」と名付けられたそうです。
またこの橋は世界的にも数少ない「真円・全円型アーチ橋」としても知られています。
何気なく普段通り過ぎるところも、きれいな桜が咲いているなあと足を止め、その歴史に思いを馳せるのは面白いですね。