点心の由来
中華料理の軽食、「点心」、おいしいですね。
そもそも‟点心 diǎnxin ”とは
①]間食として食べる物:菓子・ケーキなど
②軽食(麺類など)
③デザートまたは料理の中間に出される軽い箸休めに相当するもの
「点」は、中国語で、「少し、少量」
「心」は、「感情.気持ち」という意味を表し、
点心は、その字のとおり読むと、「少しの気持ち」
すなわち、「わずかながら感謝の気持ち」という意味に解すことができます。
伝説によると、東晋の時代にある名将が、兵士たちが日夜戦場で戦い、勇敢に敵を倒し、戦果を上げる姿に感動し、
「点点心意」(わずかながら感謝の気持ち)を込めて、みんなの好きなおいしいお菓子を焼いて前線に送り、兵士たちをねぎらうように命じました。
それ以来、「点心」という呼び名が広まり、現在に至っています。
中国語では↓↓
相传东晋时期一大将军,见到战士们日夜血战沙场,英勇杀敌,屡建战功,甚为感动,
随即传令烘制民间喜爱的美味糕饼,派人送往前线,慰劳将士,以表“点点心意”。自此以后,“点心”的名字便传开了,并一直延用。
東晋とは4世紀の初めに建てられた王朝ですから、随分前から「点心」があったのですね。
それにしても、やさしいええ上司やなあ~~