創作「水ようかん」
冷蔵庫に、こしあんがあったので
水ようかんを作りました。
寒天を一晩水に浸けて戻して作るのはちょっと面倒・・・
簡単にゼラチンを入れてみました。
でもゼラチンの量が少なくてあまり固まらず、包丁で切ることができませんでした。
それならばとスプーンですくってガラス容器に入れて、上にくるみを飾りました。
するとちょっとおしゃれにできました。
砂糖は全く加えずあんの甘さだけで
ちょうど程よい甘さ加減になりました。
「ようかん」は漢字で「羊羹」と書きますね。
羊羹の元々の意味は・・・
羊羹(ようかん)は中国発祥で、羊肉を煮こんだスープを、冷やしておかずにしたのが始まりです。
その後、禅宗とともに日本に伝わり、僧侶は肉を食べなかったため、小豆や小麦粉や葛粉を混ぜて蒸したことから、羊羹は日本では次第に豆類を使ったゼリー状の食べ物に進化していきました。
中国語では↓↓
羊羹起源自中国,最早是用羊肉来熬制的羹,冷却成冻以佐餐。
其后随禅宗传至日本,由于僧人不食肉,于是便用红豆与面粉或者葛粉混合后蒸制,故羊羹在日本慢慢演化成为一种以豆类制成的果冻状食品。
羊羹の「羹」は、中国語でも、とろりとした濃いスープのことです。
「羊の濃いスープ」、羊羹で元々の呼び名がそのまま残っているのはおもしろいですね。