京都二条城のお堀です。
南北方向約400m、東西約550m、1周約2kmあります。
ジョギングや散歩をしている人をよく見かけます。
そんなお堀、どれくらい深いのでしょうか?覗き込んでも底は見えません。
敵が渡ってやって来るのを防ぐための堀なので、足が届かないくらいの深さで、2〜3mだそうです。
堀の底には通常、穴や土塁のような障害物があり、これらは障子とか堀障子と呼ばれます。
この中国語訳は↓ ↓
堀底一般附有洞穴或者是类似士垒状的障碍物,这些被称为障子或者堀障子。
底がぼこぼこだと進み難いですから、目に見えないところにも工夫がされているのですね。
また忍者など侵入者がいると水鳥が騒ぐので警報器の代わりに、堀に水鳥を飼っておくと良いといわれていたそうです。
今の二条城にもカモがいますがとてもおとなしく、警報器の代わりにはならないでしょう。
カモも誰が敵で誰が味方か分かっているのでしょうね。
更に最後の手段として、堀を出入り口として利用することができましたし、
物資を運んで補給するために使ったり、
消火などに利用することも可能だったそうです。
お城の周りの川‟护城河hùchéng hé”、ただの川ではありませんでした。
おまけの動画を作りました。