今日は良知学舎に来ていただいている皆さんと東福寺にツアーレッスンに行きます。
紅葉の名所で散策しながら、中国語を学びます。
東福寺は、なぜもみじの名所なのでしょうか?
明兆と言う超絵のうまいお坊さんがいました。
そのお坊さんが描いた涅槃図を、時の将軍様である足利義持(義満の子)が見てとっても気に入りました。
「うん、とってもよく描けておる、褒美を取らせよう、なんでもいいから言ってみよ」
別荘!外車!宝飾品!現金!とは言わず、
その明兆と言う超絵のうまいお坊さんは
「いえいえ、私は何も入りません。ただお寺の境内にある桜の木を切っていただきたいのです。桜が綺麗でたくさんの見物客が押し寄せて私たちは修行に身が入りません」
と言うことで桜の木は全部斬られてしまいました。
そして代わりにもみじが植えられたということです。
桜は切られましたが、もみじが見事で見物客がたくさん来ると、結果は同じですよね。
下の写真は今月初旬に下見に行った時に撮影しました。
十分、色付いていますが、今日はもっと赤くなっているはず。
今日の東福寺ツアーレッスン、楽しみです。