感動と実践!中国語習得の理想的な道。充実のオンラインプログラムで自分に合った学習を。熱心な講師による丁寧な対面レッスン。さらに京都の名所旧跡を巡るツアーで生きた中国語を体験。学びの新たな旅へ。
  1. ブログ
  2. 源氏物語の舞台、弘徽殿(こきでん)跡
 

源氏物語の舞台、弘徽殿(こきでん)跡

京都市内、下立売通の一筋北は、新出水通です。

 

千本通と、この新出水通の交わる交差点を東に100メートル行くと

 

木造平屋の建物が並んでいます。

 

このあたりが、源氏物語の舞台にもなった、「弘徽殿」があったところです。





弘徽殿、天皇がお住まいの御所内にある後宮七殿のうちのひとつ。

 

天皇の住居である清涼殿の近くにあったので、

 

皇后や中宮、あるいは権力を持った女御が住まいとして使っていました。

 

弘徽殿,为天皇御所内的后宫七殿之一。

Hóng huī diàn,wéi tiānhuáng yù suǒ nèi de hòugōng qī diàn zhīyī.

 

由于位于天皇所居的清凉殿很近,

Yóuyú wèiyú tiānhuáng suǒ jū de Qīngliáng diàn hěn jìn,

 

因此多作为皇后、中宫或有势力的女御所居之宫室。

yīncǐ duō zuòwéi huánghòu、zhōnggōng huò yǒu shìlì de nǚ yù suǒ jū zhī gōngshì。




案内板があります。




この辺りは平安京の内裏でした。

 

内裏とは、天皇の私的区域のことで、御所、禁裏、大内などとも呼ばれます。

 

平安京の内裏は、内郭と外郭の二重構造で、

 

内郭はさらに南半部と北半部に分けられ、

 

南半部は儀式を行う「ハレ」の場、

 

「北」半部は天皇 とその家族の私的な生活空間「ケ」の場で、「後宮」と 呼ばれました。

 

確かに新出水通りの

 

「北側」に、

 

写真の案内板がありました。

 

弘徽殿は、すなわちその「後宮」で、位の高い方が住んでいたので、「源氏物語」の舞台だったわけです。




ここでクイズです。この平安皇族のお住まいだった場所、今は何でしょう?

 

答え:「民泊」として使われているそうです。外国人観光客も泊まるのですね〜。