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「批評」のニュアンスの違いは?

ワクチン接種、いつになることやら


京都市では先月末に、接種県が届き、登録はしたものの、それからは無しのつぶてです。

 

接種できるのが一体いつになるのか分かりません。

 

医療機関へのワクチン供給の抑制や集団接種会場の閉鎖といった事態が生じていることに、危機感を持つ方もいらっしゃいますね。

 

こうした政府の対応について、不満の声が上がっていることは、周知のとおりです。

 

 

しかしながら、批評家のコメントを聞くと、政府を擁護する意見もあったり、

 

政府は○○の批評を気にしていて、それを参考にして方針を決めている、といった記事も見受けられ、様々です。




この批評ですが、日本語の意味は、辞書によると、「よい点・悪い点などを指摘して、価値を決めること」と書いてあります。

 

中国語でも同じでしょうか?

 

この単語をそのまま、中国語の漢字に当てはめると、‟批评 pīpíng”になりますが、ニュアンスが違うので気を付けましょう。   



‟批评 pīpíng”は次のような意味があります。

(1)批判する;批評する

例文:

做自我批评/自己批判をする.

接受批评/批判を受け入れる.

文艺wényì批评/文芸批評.

 

(2)(相手の欠点や誤りを指摘して)意見をする,しかる;叱責.小言.

例文:

批评他对顾客的傲慢态度/彼の客に対する傲慢な態度をしかる.

大家批评他不爱劳动/みんなは彼が仕事をしたがらないのを意見する.

他经常迟到,受到科长的批评/彼はいつも遅刻するので課長に叱責された.

 

 【注意】このように、日本語の「批評」とはニュアンスが異なり,非難する意味合いが強いことが例文からもわかりますね。

 

政府のワクチン接種に関する今の対応は”批评”されるに値すると言えるかもしれません。

 

「ワクチン、打つの、まだかなあ」