寺町京極と新京極
寺町京極通りと新京極通りは、三条から四条にかけて平行しているアーケード街です。
コロナ前は、京都のお土産をここで買う修学旅行生で、とても賑わっていました。
新京極の由来
寺町通りは昔は、東京極大路(ひがしきょうごくおおじ)と言いました。
新京極は、明治5年(1872年)に東京極大路の側に新しくできたから新京極と言うネーミングになったそうです。
なぜここに新しい京極通りが作られたのでしょうか?
新京極通りは、開通して4年後位から次第に賑わいを見せるようになりました。
芝居、寄席、見世物小屋などが立ち並んで、芸能興行の場として人気を呈し、
人が増えるにつれて飲食店も増えてきたそうです。
私も、子供の頃は賑やかな新京極に連れて行ってもらい、あちこちきょろきょろしながら、人込みをすり抜け、いつも行くレストランに行って、「お子様ランチ」を食べるのがとっても楽しみでした。
‟热闹”と‟热烈”の違いは?
賑やかなことを表す中国語に、‟热闹rènao”がありますね。
同じように雰囲気が活発で、さびれていないことを表すことばに‟热烈rèliè” もあります。
この二つ、どう違うのでしょうか?
‟热闹rènao”
‟热闹rènao”は、光景やありさまが賑やかで活発であることに重きが置かれ、‟热烈rèliè” ほど強いニュアンスはありません。
市場、店、道、場所、人の集まり、婚礼などを形容します。
‟热热闹闹”という重ね型が使えます。
例文:
热闹的市场/賑やかな市場.
大家有说有笑的十分热闹/みんなはしゃべったり笑ったりしてとても賑やかだった.
整个会场热闹得像开了锅/会場は沸き立つような賑わいだ.
热热闹闹地欢度生日/賑やかに誕生日を過ごす.
几个年轻人凑在一起打算热闹一下/何人かの若者が集まって楽しく遊ぼうとしている.
‟热烈rèliè”
‟热烈rèliè” は、気持ちが高ぶる、興奮する、雰囲気がとても盛り上がっている、熱気があるということに重きが置かれます。
感情、心情、愛情、スローガン、拍手の音などを形容します。
‟热热烈烈”という重ね型は使いませんね。
例文:
热烈的掌声zhǎngshēng/あらしのような拍手.
会上大家发言很热烈/会議でのみなの発言はたいへん活発だった.
热烈拥护yōnghù/熱烈な支持.
我们热烈欢迎您的访问/私たちはあなたの訪問を熱烈に歓迎いたします.
「寺町京極と新京極」、感染拡大を抑えつつ、かつての賑やかさを取り戻す日が早く来ることを願っています。
新京極通りの「お子様ランチ」を食べたお店、まだ有るかな?ちょっと心配。。。。
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