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弘法様はダーツの達人

連休もあっという間に最終日になりました。

 

家にいる時間が長いと、ついついビールを飲む量が増えてしまいます。

 

おつまみにも手が出てしまいます。

 

よく食べるのが柿ピー。

 

コブクロになっていて食べ切りサイズでちょうどの量。

 

そのコブクロの裏に書いてあったのが、

 

「弘法の筆は何を誤ったのか?」



写真では見にくいので、何が書いてあるかといいますと、

 

弘法も筆の誤りは有名なことわざ。

 

いったい何を誤ったのか?

 

それは弘法大師が平安京の応天門に設置する額に文字を書いたときに

 

「応」の字の「心」にひとつ点を入れ忘れてしまったそう。

 

額を設置する時に気づいた弘法大師はすぐさま額に向かって筆を投げて

 

点をひとつつ書き加えたのだと言われています。




これは、今の平安神宮の「応天門」 

 

上の方の屋根の下の中央に額がかかっています。




弘法大師は書道の達人と言われていますが、筆を投げてひとつ点を足してうまく「心」という字にするのですから

 

すごい命中率!

 

ダーツの達人ですね。

 

しかも、「誤った」のに、最終的には問題なし。

 

さすが、弘法大師様!

 

ビールを飲み、柿ピーを食べながら、そんなことを思う休日です。



「弘法も筆の誤り」、中国語で辞書に載っているのは、

 

‟智者千虑,必有一失。Zhìzhě qiān lǜ,bì yǒu yì shī”です。

 

この言葉の中国語の解釈は

 

‟聪明的人,对问题虽久经考虑,也有可能出差错。”

 

訳文:聡明な人が長い間問題について考えても、まちがいを犯すこともあり得る

 

「弘法も筆の誤り」とニュアンスが異なりますが、

 

「デキル」人も誤ることもある、ということは同じですね。

 

じゃあ、私のような凡人は誤りまくってもダイジョウブだ〜