新型コロナウイルスワクチンの65歳以上の高齢者への接種が、各地で始まっています。
京都市では約41万人の高齢者の7割が個別接種を受けるように、予約に必要なクーポン券(接種券)を配布し、
私の両親にも送られてきました。
早速、かかりつけ医に電話をして、接種の予約をしようとすると、
電話口では、「7月になります」
「先生に聞きますので、具体的な日時を折り返し電話します」とのこと。
ええ?そんな先!それまでに感染したらどうするの!と不安と怒りを感じました。
約2時間後にようやく折り返しの電話があり、結局「5月28日」となり、少しホッとしました。
医療機関では予約開始前から問い合わせが殺到したり、接種に関して混乱が生じているそうですが、
私たち市民、特に高齢者も混乱しないように、情報をしっかり伝えてほしいと思いました。
もちろん、ワクチン接種は、新型コロウイルス感染症の発症を予防するもので、感染しないということではないそうですが、やはり打っておくと「安心」ですね。
中国語で、そんな、気持ちを落ち着かせる喩えに
“定心丸”[dìngxīnwán] があります。
意味は
(1)鎮静剤.「定心丸」という精神を安定させる漢方薬が実際にあって、私が知っているのは、見た目は「チョコボール」のよう。
(2)その薬から比喩的に、人を安心させる言葉や行いを指します。
使い方の例文:
他好像吃了颗定心丸,立刻安下心来。
Tā hǎoxiàng chī le kē dìngxīnwán,lìkè ān xià xīn lái
彼は安心丸をのんだかのように、すぐに気持ちが落ち着いた。
もう一つ、昨日のブログに書きました、中国ではゴールデンウイークに国内旅行が活況のニュースの一文から
五一小长假是今年上半年最被看好的假期,Wǔ-Yī xiǎo chángjià shì jīnnián shàngbànnián zuì bèi kànhǎo de jiàqī,
目前呈现的出游热度,mùqián chéngxiàn de chūyóu rèdù,
无疑是给旅游业者们吃下一颗定心丸。wúyí shì gěi lǚyóuyè zhě mén chī xià yì kē dìngxīnwán.
訳文:
ゴールデンウイークの小連休は、今年の上半期で最も先行き明るい休暇で、現在の観光旅行ブームは、旅行業界に「心の安定」与えるに違いない。
何かと情緒不安定になりがちな時期です。
「定心丸」が必要かも。
でも、そのチョコボールのようなホンモノの薬は、と〜〜〜〜ても苦そう。
「言語脳」の左脳と、「イメージ脳」の右脳
良知学舎では、京都各地のビデオや写真を使って、両方の「脳」にアプローチ。
楽しく中国語を学びましょう。