さすが京の名工
京都文化博物館で「京の名工展」が開かれています。
清水焼、西陣織、京友禅、刺繍、版画、人形、たたみ、扇子等の伝統産業の名品が展示されています。
行った日は「京漆器」について列品の解説を聞きました。
「漆」は木から取りますが、この「漆」という漢字は「木へん」ではなく「さんずいへん」。
何故かと言うと漆は液体だからと言うお話を聞いて、へーなるほどなと思いました。
また蒔絵の実演があり、この道50年の名工がきれいな紅葉を描いて、その上に銀紛をかける作業をみせていただきました。
テレビなどでは見たことがありましたが、実際見たのは初めてで、「すごーい」しか言葉がでないほどでした。
これも漆器でお菓子を入れる器です。
杉の木を割って、削ったり磨いたりせず、木の肌をそのまま活かしているそうです。
その他にもこんな素敵なのもあり、
またこんなのもありました。
私はこれらの作品がどれだけ高い技術力があるのかよくわかりませんが、
作品を見て、うわーすごいなーいいなと単純に感じる言葉にできない感覚的なものが湧きあがり、
まさしく、目の保養になりました。
「目の保養」は中国語で”大饱眼福”
”大饱眼福”:形容观赏到好的东西或者美丽景色而满足了视觉的享受。
わたし的な「芸術の秋」の一日でした。