さびだらけの放置SL
滋賀県多賀町の空き地に放置されていたSLD51形(デゴイチ)
今月1日に、愛知県豊田市の男性が無償で譲り受けたそうです。
このデゴイチが多賀町にやってきたのは46年前。
レストランや列車ホテルを併設した、関西では初のSLパークのシンボルとして人気を集めたそうです。
しかし、わずか数年で廃業。建物と客車は撤去されましたが、デゴイチだけが残っていました。
写真は昨年、多賀大社にお参りに行き、通りかかった時に
「ええ、こんなところにSLがある!」と、車を降りて見に行き撮影しました。
写真の通り、デゴイチは車体はさびだらけで色あせ、腐食も進み、なんともかわいそうな様相でした。
私が「これ、もらって帰って家で展示しようか?」と言うと
主人が「運ぶだけでもすごいお金かかるんやで、ほんで家のどこに置くの」
「立てて置いたらいいやん、吊るすとか」と冗談を言いながら帰ってきました。
今回、引き取り手が見つかってよかったです。
D51形蒸気機関車は、日本の国鉄の前身である鉄道省が設計したテンダー機関車です。
主に貨車運搬に使用され、国産蒸気機関車としては最も多く、総生産台数1,115台。
その後の日本のディーゼル機関車、電気機関車の記録で、D51の数を上回る機種はありません。
中国語では↓
D51型蒸汽机车是日本国有铁道(国铁)的前身铁道省所设计的煤水车式蒸汽机车。
这款机车主要用于牵引载货车辆,在日本生产的蒸汽机车当中,以这款的数量占最多,总生产辆数为1,115台。