お彼岸のおはぎ
お彼岸に「おはぎ」、おいしいですね。
小豆を炊いて甘さ控えめのつぶあんを作りました。
そしてもち米を炊飯器で炊いて、丸めてあんで包んでおはぎの出来上がり!
濃いめのお茶を淹れました。
TikTokの動画はこちら↓
https://vt.tiktok.com/ZSdRo6vJu/?k=1
一般的には、春は春に咲く牡丹にちなんで「ぼたんもち」→「ぼたもち」。
秋は秋に咲く萩にちなんで「御萩」→「おはぎ」と言うそうですが、
近年では、季節を問わず春でも「おはぎ」と言われることが多いようです。
お彼岸におはぎをお供えするようになったのは、
小豆の赤が邪気を払う効果があるからとも言われています。
私の父は和菓子屋でした(今はもう引退)。
小豆を炊くとき、如何に色が黒くならずに赤く炊くかが腕の見せどころだったそうです。
菓子職人も赤が邪気を払う効果があるのを知っていたのでしょうか。(いえ、父は多分知らない)
私が作ったのは残念ながらそんなに赤さは残せませんでしたが、味はそこそこ美味しくできました。
「彼岸」という言葉は、もともと仏教用語で、
「煩悩から解き放たれた悟りの全ての世界」という意味です。
中国語では↓↓
“彼岸”它原本是佛教用语,
意为“从满是烦恼的世界解脱而出的参悟了一切的世界”。
長引くコロナ禍、物価の上昇などなどいろいろありますが、おはぎを食べているその時は煩悩から解き放たれた至福の時です。