三条通は、江戸時代に東海道の西の起点として賑わったところです。
その三条通と高倉通が交差する少し西側に
赤レンガ造りの重厚な建物があります。
これは「旧日本銀行京都支店」。
中に入ると、ああ、やはり銀行、という感じです。
柵の下の方の赤色の石は大理石で、
石材名を赤坂大理石といい、むかしは日本を代表する色物大理石として国会議事堂をはじめ建築の内装用に広く使用されたそうです。
この赤坂大理石は岐阜県大垣市でとれたもの。
この地域の大理石には化石が多く含まれているので、よく見れば、あっとおどろく化石が見つかるかもしれません。
恐竜の骨とか?それはないか?!
銀行なので「カネゴン」か?それは怪獣でしたか。
当時のまま保存されていて、ここはどこ?ここは本当に2021年の京都?と思うほど。
建筑物为砖结构,红砖基本上配有白色花岗石装饰。
这种风格是19世纪后半期的英国建筑经常运用的样式。
内部设有旧营业厅的通顶宽大空间,柜台的护栏和壁画的装饰、天花板等十分体现了时代的氛围。
建物はレンガ造り。赤レンガに白い花崗岩を装飾的に配している。
この意匠は19世紀後半のイギリスの建築によく使われた様式である。
内部には旧営業室の吹き抜けの大きな空間があり、カウンターの柵や壁面の装飾、天井などは時代の雰囲気をよく表している。
裏側に回ると中庭になっていて、休憩できるスペースがあります。
北側の建物はむかし金庫室だったそう。
た〜〜くさんのお金が置いてあったのでしょうか。