東京パラリンピックで競泳男子の鈴木孝幸選手が、今大会4つのメダルを獲得しました。
鈴木選手は中学の頃から将棋が好きだったそうです。
鈴木選手の言葉で、
「よく羽生善治九段が言っているのは、『良くも悪くも忘れることだ』。一局一局の結果に左右されないと言うことなのかな」
これが自らの競技人生にヒントを与えて、
「自分のレースでも、ちゃんと振り返りつつも一つ一つの結果に対し、あまり一喜一憂しないのは、継続していく上で大事なことだと思った」
一喜一憂は、中国語で、‟时喜时忧 shí xǐ shí yōu” もしくは漢字そのまま、‟一喜一忧 yī xǐ yī yōu”
私は剣道をしていますが、試合に強い人は、いわゆる「切り替え」が早いです。
試合中、先に1本取られても、「うわーとられた、どうしよう」と「憂う」ことなく、
先に一本取っても、「やったあ、やったあ」といつまでも「喜んで」いないで、
すぐに気持ちを切り替えて、あたかもその1本がないようかのようにゼロから始める。
試合に負けてもここが悪かった、こうした方が良かったと返りみることはしても、落ち込んだり、くよくよする事は無い。
私などは、それが全くできないタイプで、いつまでも引きずってしまいます。
修行が足りません。
中国語の学習においても
うまくいくときもあれば、なかなか上達しない足踏み状態の時もあったりします。
でも鈴木選手の言葉のように、あまり一喜一憂しすぎず、長く続けていくことが大切ですね。