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速くて聞けない?中国語で壁を越える練習法

速くて聞けない?中国語で壁を越える練習法

みなさん、こんにちは。 大家好!


先日、中秋節に関する中国語の音声を用意しました。


受講者の皆さんに聞いてもらうと、「速すぎて内容がわからない」という方が数名いました。


どうすれば聞いてわかるようになるのでしょうか?


実際、この「速い」と感じる感覚こそ、読む力を伸ばす入口なのです。


今回は、その壁をどう乗り越えるかについて紹介します。


「速い」と感じるのは自然なこと

 

  • 単語力と文型の決めがカギ 

私たちは中国語を聞くとき、ただ音を聞いているだけではなく、頭の中で「意味を理解する」作業を同時に行っています。


知らない単語が出てきたり、文の型が十分に身についていないと、音を聞くだけでいっぱいいっぱいになり、ついていけなくなって、結果的に「速い!」と感じてしまうのです。


 

  • シャドーイングで耳を鍛える 

試してほしいのが「シャドーイング」です。 


短い会話やニュースを使い、音声のすぐ後に声に出してそのままマネてみましょう。 


最初はゆっくり再生し、徐々に通常の速さ重視です。 


この練習によって、発音やリズム、母音の連なりに耳が慣れ、スムーズに音を処理できるようになります。


 

  • 「全部理解しよう」と悩まなくていい 

また「内容をすべて理解しようとしない」こともポイントです。


はじめのうちは、聞いた音声や文の一部から「大きな意味」をとる練習に焦点を当てましょう。


例えば、“吃饭”、“朋友”といった単語だけが聞こえると、「今日は友達と食事の話をしているのかな」と推測できます。


前提は「完璧さ」よりも「全体の流れをつかむ」力が大切なのです。



 

  • 合った教材で継続を 

使う教材は「少し頑張れば理解できるレベル」を選びましょう。


難しすぎる素材は挫折を招きます。


短いニュース、子ども番組、ドラマの会話など、身近で興味深い内容が最適です。


毎日10分でも続けることで、確実に「速さ」への感覚が変わっていきます。



焦らず、耳を慣らしていきましょう。


きっと何を言っているのか聞き取れるようになって、「おもしろいこと言ってるなあ」とか「へーそうなのか」と感じて楽しめるレベルになりますよ。