中国語で京都の和菓子作り体験:私がお届けする甘美な文化の旅
みなさん、こんにちは。 大家好!
今回、私は京都で中国語の解説付きの和菓子作り体験を開催いたしました。
参加者の皆さんと一緒に「茶巾絞りのあやめ」と「新緑を表すきんとん」の2種類の京菓子を作りました。
笑顔と達成感に満ちた時間、そして美味しい和菓子を通じて、京都の文化の魅力をお届けできたことを心から嬉しく思います。その様子をお伝えします!
このイベントは、京都にある新しくオープンした「ritorito」というボタニカルカフェの2階で開催しました。
緑あふれるナチュラルな空間、ほのかに漂う木の香り…会場に入った瞬間、参加者の皆さんがリラックスした表情を見せてくださり、私もワクワクしました。
まず最初に、中国語のナレーションによる京都と京菓子を紹介する私が制作したビデオを上映しました。
京都が日本文化の中心として、繊細で美しい京菓子を生み出してきた歴史や、四季折々の自然を表現するその魅力を紹介しました。
参加者の皆さんが真剣に見入ってくださる姿を見て、主催者として嬉しく思いました。
次に、大型モニター画面を使って、和菓子の歴史やエピソードを日本語と中国語で紹介しました。
「菓子」は元々木の実のことを指していたこと、有名な僧侶が中国から持ち帰ったものが変化したこと、そして後に季節や自然を表現する芸術的な存在へと進化したこと。
例えば、「茶巾絞りのあやめ」は端午の節句の菖蒲をイメージし、健康や厄除けを願うもので、「新緑を表すきんとん」はこの時期の新芽を表現し、生命力に満ちていることを伝えました。
参加者の皆さんがとても興味深そうに聞いてくださり、その熱意に私も「職人」としてさらに気合が入りました。
そしていよいよ、メインの和菓子作り!私が「職人」として見本を見せ、「茶巾絞りのあやめ」と「新緑を表すきんとん」を作りました。
「あやめ」では、白あんを紫色の生地で包み、黄色の花芯を上に載せて、茶巾絞りの技法で菖蒲の花の形を表現します。
布で優しく包んで形を整えるコツをお伝えすると、皆さんがみるみる上達し、上手に絞れて美しい形に仕上がりました。
「新緑を表すきんとん」では、濃い緑と薄い緑の生地を重ね合わせ、新緑を表現するように仕上げました。
まるで小さなアート作品を作るようなこのプロセスは、皆さんの笑い声と楽しそうな雰囲気に包まれていました!
その夢中になって取り組む姿を見て、私も幸せな気持ちになりました。
完成した和菓子には、それぞれ「菓銘」をつけていただきました。
この命名の時間は特に盛り上がりました。ある方は「茶巾絞りのあやめ」に「綾目風」という名前を付け、初夏の清涼感を表現されました。
別の方は「新緑を表すきんとん」を「薫風」と名付け、新緑の息吹を込められました。
自分の作品に名前をつけることで、皆さんが和菓子に愛着を持ってくださり、私も「職人」として感動いたしました。これこそ和菓子文化の醍醐味です!
最後は、皆さんの手作り和菓子を、私が点てた抹茶と一緒に試食していただきました。
「茶巾絞りのあやめ」を一口召し上がると、滑らかなこしあんが口の中でとろけます。
「新緑を表すきんとん」は、粒あんの甘さがほどよく上品な味わいです。
抹茶の深い味わいがさらにその美味しさを引き立て、参加者の皆さんからは「美味しい!」「すごい!」と歓声が上がりました。
お互いの作品を褒め合い、笑顔で語り合う様子を見て、私の心も温かくなりました。
この和菓子作り体験は、私が心を込めて企画したものです。
中国語での京都と京菓子の紹介から、その歴史の解説、皆さんの手で生まれる和菓子、そして美味しい試食の時間まで、すべてが楽しく、意味のあるひとときでした。
参加者の皆さんの笑顔と「楽しかった!」という声が、私にとって何よりの宝物です。
ぜひ、皆さんも京都の「ritorito」ボタニカルカフェで私の和菓子作り体験に参加してみてください。
中国語で日本の文化を学びながら、美味しい和菓子を作る楽しさを味わえます。
あなただけの甘い物語を一緒に作りましょう!
次回の開催日: 2025年6月15日(日曜)15:30~17:00
開催場所:スイーツカフェ ritorioto(りとりと) 2階
京都市中京区丸太町通西洞院通東入田中町124-2
(地下鉄丸太町駅2出口から徒歩約5分)
参加費:3,000円(当日、現地で現金でお支払いください)