中国語でショッピングをマスター!知っておきたいスラング表現
みなさん、こんにちは。 大家好!
中国語を勉強していて、「実際に使える言葉」を学びたいと思ったことはありませんか?
今回は、旅行や日常生活ですぐに役立つ「買い物」にまつわる中国語と、ちょっと面白いスラングをご紹介します。
買い物で使う基礎単語
まずは基本から。これらの単語を覚えておくと、お店での会話がぐっと楽になりますよ!
いくらですか? / 多少钱? (duōshǎo qián?)
高すぎる/ 太贵了。 (tài guì le.)
安い/ 便宜 (piányi)
値引きできますか?/ 可以打折吗? (kěyǐ dǎzhé ma?) あるいは、可以便宜一点儿吗?(Kěyǐ piányi yìdiǎnr ma?)
これをください/ 我要这个 。(wǒ yào zhège.)
お釣り/ 找零 (zhǎolíng)
例えば、気に入った服を見つけたら、「这件衣服太贵了,可以打折吗?」(Zhè jiàn yīfu tài guì le, kěyǐ dǎzhé ma? - この服は高すぎる、値引きできますか?)とチャレンジしてみましょう!
面白いスラングで表現力をアップ!
さて、ここからは今日のハイライト。買い物の場面で出てくる、ちょっと強烈なスラングを二つご紹介します。
1. 黒心商家 (hēixīn shāngjiā):悪徳商業者
これは、消費者を騙したり、品質の悪い商品を売ったりする、「心が真っ黒な」お店や商売人を指します。「黑心」は文字通り「黒い心」という意味です。
例文: 他从不买那家黑心商家的东西。 (Tā cóng bù mǎi nà jiā hēixīn shāngjiā de dōngxi.)
(彼はあの悪徳商業者の店では絶対にものを買わない。)

2. 抠门买家 (kōumén mǎijiā):ケチな買い手
こちらは、極端に値切りたがる人やケチな人を指します。「抠门」は「ケチな、しみったれた」という意味です。
例文: 虽然我很想买,但我不想当一个抠门买家。 (Suīrán wǒ hěn xiǎng mǎi, dàn wǒ bù xiǎng dāng yī gè kōumén mǎijiā.)
(買いたいけど、ケチな買い手にはなりたくない。)
まとめ
中国語学習は、生きた言葉を学ぶことが大切です。
基礎単語を使ってスムーズな会話を目指しつつ、今日学んだようなスラングで表現の幅を広げてみましょう!
次回も皆さんの学習をサポートする楽しいトピックをお届けしますね。
速くて聞けない?中国語で壁を越える練習法
みなさん、こんにちは。 大家好!
先日、中秋節に関する中国語の音声を用意しました。
受講者の皆さんに聞いてもらうと、「速すぎて内容がわからない」という方が数名いました。
どうすれば聞いてわかるようになるのでしょうか?
実際、この「速い」と感じる感覚こそ、読む力を伸ばす入口なのです。
今回は、その壁をどう乗り越えるかについて紹介します。
「速い」と感じるのは自然なこと
私たちは中国語を聞くとき、ただ音を聞いているだけではなく、頭の中で「意味を理解する」作業を同時に行っています。
知らない単語が出てきたり、文の型が十分に身についていないと、音を聞くだけでいっぱいいっぱいになり、ついていけなくなって、結果的に「速い!」と感じてしまうのです。
試してほしいのが「シャドーイング」です。
短い会話やニュースを使い、音声のすぐ後に声に出してそのままマネてみましょう。
最初はゆっくり再生し、徐々に通常の速さ重視です。
この練習によって、発音やリズム、母音の連なりに耳が慣れ、スムーズに音を処理できるようになります。

また「内容をすべて理解しようとしない」こともポイントです。
はじめのうちは、聞いた音声や文の一部から「大きな意味」をとる練習に焦点を当てましょう。
例えば、“吃饭”、“朋友”といった単語だけが聞こえると、「今日は友達と食事の話をしているのかな」と推測できます。
前提は「完璧さ」よりも「全体の流れをつかむ」力が大切なのです。
使う教材は「少し頑張れば理解できるレベル」を選びましょう。
難しすぎる素材は挫折を招きます。
短いニュース、子ども番組、ドラマの会話など、身近で興味深い内容が最適です。
毎日10分でも続けることで、確実に「速さ」への感覚が変わっていきます。
焦らず、耳を慣らしていきましょう。
きっと何を言っているのか聞き取れるようになって、「おもしろいこと言ってるなあ」とか「へーそうなのか」と感じて楽しめるレベルになりますよ。
中秋節の魅力を探る - 月と団らんの美しい伝統
みなさん、こんにちは。 大家好!中秋节快乐!
今日10月6日は十五夜・中秋の名月です。
秋の真ん中にあたる中秋の名月を愛でる習慣は平安時代に中国から伝わったそうです。
中国では中秋節の祝日として重要な行事の一つとされています。
中秋節とは何か?
中秋節(ちゅうしゅうせつ、中国語:中秋节 zhōngqiū jié)は、中国の伝統的な祭日の一つで、旧暦の8月15日に祝われます。
この日は一年で最も美しいとされる満月を愛でながら、家族の絆を深める特別な日として親しまれています。
中秋節の起源は古代文明にまで遡り、数千年の歳月を経て発展してきました。
「中秋」という言葉は、最初に『周礼(しゅうらい)』という古代の文書に登場し、「仲秋(ちゅうしゅう)」として記されています。
これは旧暦8月を指し、もともとは季節の変換を祝うための儀式として行われていました。
古代中国では、春には太陽を、秋には月を祭る「朝日夕月(ちょうじつせいげつ)」という儀式があり、天子が秋分の日に月を祭る「夕月」が中秋節の原型とされています。
唐代に入ると、中秋節は本格的な祝日として確立しました。
唐の文人・欧阳詹は「翫月詩序(がんげつじしょ)」の中で、中秋の月を眺める風習について詳しく記録しています。
「秋は暑さも寒さもなく、気候が爽やかで、最も月を眺めるに適した季節である」と述べています。
特に旧暦8月15日の夜は、一年で最も月が美しいとされ、貴族や文人たちの間で流行しました。
宋代になると、中秋節は一段と華やかさを増し、『東京夢華録(とうけいむかろく)』には、中秋の夜、貴族の家庭では楼閣に飾りを付け、庶民は酒楼を占めて月を眺める様子が描かれています。
また、月に向かってお祈りする「拜月(はいげつ)」の習慣も広まり、貧富の差を問わず、人々が月に向かって香を焚いて願い事をする風景が見られました。
明清時代には、中秋節は家族団らんの象徴としての地位を確立しました。
『正徳江寧県志』によると、南京の人々は中秋の夜必ず月を眺め、「慶团圆(けいだんえん)」と呼ばれる家族での月見が行われました。
このように、中秋節は徐々に月を愛でるだけでなく、家族の絆を深める重要な行事へと発展していきました。
「团圆节(tuányuán jié)」=団らんの節句とも呼ばれているのが印象的ですね。
月餅 - 中秋節に欠かせない伝統菓子
中秋節といえば、何といっても「月餅(yuèbǐng)」が主役です。
丸い形は満月を表し、家族の団結を象徴しています。
伝統的な月餅には蓮の実あんや卵黄が入っていますが、最近では抹茶味やチョコレート味など、現代風にアレンジされたものも人気です。
「一家团圆,月饼飘香(yījiā tuányuán, yuèbǐng piāoxiāng)」=家族が集まり、月餅の香りが漂う、という美しい表現があるように、この特別な菓子は中秋節の雰囲気を盛り上げる重要な要素なのです。

現代社会における変化と適応
現代中国では、中秋節は3日間の祝日として設定され、都市部での生活を送る人々にとって故郷に帰省して家族と過ごす貴重な機会となっています。
しかし、現代社会の変化に伴い、中秋節の祝い方も新しい形を取り入れています。
基本的な伝統は守られており、上記のように、月餅を食べ、月を眺める、家族と団らんするという習慣は今でも広く行われています。
特に高齢者の世代は、これらの伝統を大切にし、子孫に伝えることに尽力しています。
スマートフォンの普及により、遠く離れた家族や友人とビデオ通話をしながら中秋節を祝う「云团圆(クラウド団らん)」が流行しています。
SNSでは「#中秋节」「#满月」などのハッシュタグがトレンド入りし、美しい月の写真や祝福のメッセージが世界中に瞬時に共有されます。

中国語で文化をもっと深く理解しませんか?
「月圆人团圆(yuè yuán rén tuányuán)」=月が丸く、人も団らん、という言葉通り、中秋節は時代を超えて愛され続ける心温まる伝統行事です。
このような美しい中国の文化や表現を、もっと深く学んでみませんか?
当教室では、伝統文化から現代中国語まで、楽しく実践的に学べるレッスンをご用意しています。
中国語の文法地獄を抜け出す方法
みなさん、こんにちは。 大家好!
文法が壁になる理由
中国語学習において、多くの方が「文法が難しい」と感じます。
語順、補語、構文など、日本語とは異なるルールに戸惑い、「文法地獄」と呼ばれることも少なくありません。
当教室では、そうした壁を乗り越えるために、文法を“使える知識”として定着させる工夫を重ねています。
実践的な文法指導の工夫
授業では、文法項目を実際の会話や場面に落とし込み、ロールプレイや対話練習を通して自然に使えるよう導いています。
たとえば「結果補語」や「把構文」などは、具体的な状況設定の中で繰り返し使うことで、文法の働きを体感的に理解することができます。
映像の中で「聞いて分かる」体験
ある受講者の方は、「中国ドラマを見ていて、あっ、これこの前ならった言い方!って思ったんです」と話してくれました。
授業で学んだ文法が、実際の映像の中で“聞いて分かる”体験につながった瞬間です。
これは、文法が単なる知識ではなく、実際の言語運用に結びついた証でもあります。
語順に気づく“字幕と音声”の違い
別の受講者の方は、中国映画を観ていた際に「字幕と音声の語順が違うことに気づいて、授業で習った“主語+時間+場所+動詞”の語順が頭に浮かびました」と語ってくれました。
文法の理解が、聞き取り力や読解力にもつながっていることがよく分かるエピソードです。
視覚的アプローチと安心設計
また、視覚的な理解を促すために、語順カードや構文図を活用し、文の構造を整理する練習も行っています。
文法用語は必要最小限にとどめ、できるだけ平易な言葉で説明することで、初学者でも安心して取り組めるよう配慮しています。
文法は表現の土台
文法は言語の骨格。
正しく理解することで、表現の幅がぐっと広がります。
当教室では、楽しく、確実に文法を身につけられるよう、日々工夫を重ねています。

中国語初心者のための学習モチベーション維持術
中国語初心者のための学習モチベーション維持術皆さん、こんにちは!大家好!中国語の学習を始めたばかりの方にとって