京都御苑の蛤御門
滅多に開くことのなかったこの門、
御所の火災の際だけは開きました。
固く閉じていたものが火にあぶられて開いたことをハマグリになぞらえて「蛤御門」。
ハマグリ【蛤】は中国語で、”蛤蜊 géli”
この火災ですが、いつの火災を指すかについては、
宝永の大火(1708年)後とする説と、
天明の大火(1788年)後とする説と、
近年では寛文13年(1673年)の火災とする説や、
「開かずの門」は本来は現在の下立売御門であったとする説もあるそうです。
これは下立売御門↓↓見た目は「蛤御門」とあまり変わらない~~。
元治元年7月19日(1864年8月20日)の蛤御門の変では門の周辺が長州藩との激戦地となりました。
今でもその打ち込まれた鉄砲の玉の痕が見られます。
極身近に約160年前にここで起きた戦の様子がしのばれますね。
そんな京都御苑は他にも見どころがいっぱい。
「良知学舎(りょうちがくしゃ)」では10月から新しく「京都御苑」のツアーレッスンを開催します。
散策しながら、目にしたものを中国語で言ってみましょう。
実際に見たもの、触れたものは印象に残り覚えやすいですね。
秋の京都で楽しく中国語を学びませんか。