祇園祭、先祭の山鉾巡行は7月17日に終わりましたが、その日の夕方からは「神幸祭」です。
神幸祭
信徒抬神出庙沿街巡游,把神像请进神轿里再抬出巡游,寓意神明降落民间,巡视乡里,保佑合境平安。
日本語訳:
信者は神様を神社から担ぎ出し、輿に招き入れ、街道を練り歩きます。これは神様が人々のもとに降り立ち、地域を見守り、平和を守るため訪れていることを意味します。
祇園祭の「神幸祭」は 八坂神社 の神様をのせた3基の神輿が、四条寺町の御旅所へ向かい、24日の還幸祭まで鎮座します。
これが祇園祭で一番重要だと言われています。
その 八坂神社 の神紋は五瓜に唐花。
この紋様、輪切りにした「きゅうり」の切り口に似ています。
そのため、祇園祭の期間中、関係者は八坂神社に敬意を払って、きゅうりを食べないのだとか。
きゅうりが美味しい時期に断つことで、祭の無事を祈る願掛けの意味もあるようです。
きゅうりの好きなカッパは、祇園祭の関係者になれませんね。