上海、新型コロナウイルス感染についての記者会見から
中国の上海では、新型コロナウイルスの感染が急拡大し、ロックダウンが続いています。
現状は中国でどのように報道されているのか見てみました。
2022年4月14日、上海市で当局の記者会見が行われ、
そこで発表されたのは、次のような内容でした。
現在、上海では新型コロナウイルスの新規感染者が多く、無症状の感染者のほか、感染者の大半は軽症です。
重症の患者は9人で、全員が指定医療機関で治療を受けています。
この9人のうち、7人が男性、2人が女性、1人は33歳、残りの8人は高齢者です。
この高齢者は70歳から最年長は93歳で、8人とも皆、重篤な基礎疾患(重症免疫疾患、進行性腫瘍、重症心血管・脳血管疾患、重要臓器不全など)や高齢などの高リスク要因を抱えていて、ワクチンの接種歴はありませんでした。
また、感染者数の増加、高齢者や重篤症例の増加に対し、上海市では市内の保健所や瑞金病院北部病院など8つの指定病院の治療力を強化し、
患者の既存の基礎疾患の治療を行いながら、新型コロナウイルス感染症を治療するために、市内の質の高い医療資源(医師、看護師、薬剤師、技師など医療従事者と呼ばれる人の数と能力、および備えてある薬や医療機器の量と種類)を調整しました。
⭐︎ 中国のネットニュースの記事を訳しました。
かつて中国語を教えたことのある方が上海で仕事をされていたり
知り合いの上海人も多くいて、とても心配です。