肉まんを投げて犬を打つ
先日、たけのこ掘りに行って、たくさんのたけのこと椎茸も頂いたので、これらを材料として使って「肉まん」を作りました。
肉汁たっぷりで小籠包風になりました。
「肉まん」は中国語で‟肉包子 ròubāozi”と言います。
「肉まん」が出てくる歇后语 xiēhòuyǔ (しゃれ言葉)に
‟肉包子打狗—一去不回头”というのがありますね。
歇后语(しゃれ言葉)とは、2つの部分からなっていて、
前半がなぞかけに似た部分、後半がなぞ解きに似た部分になっています。
通常は前半の部分だけを言い,後半部分を自然に思いつかせるようになっています。
後半は、そのこころは!?という感じでしょうか。
‟肉包子打狗—一去不回头”では、
‟肉包子打狗”が前半部分で、意味は「肉まんを投げて犬を打つ」
‟一去不回头”が後半部分となり、「行ったきり帰らない」
肉まんを武器にして犬を殴っても、犬は殴られてもあまり痛くないし、むしろごちそうとして肉まんを食べられてしまうことから、肉まんは全部食べられてしまい元に戻って来ない→
すなわち・・・・・人が出かけたきり何の音沙汰もない、品物・金銭を人に渡したきり返って来ない、鉄砲玉、ナシのつぶて
という意味を表すしゃれ言葉です。
‟肉包子打狗—一去不回头”の物と言えば、
「詐欺にあったお金」!
「漫画」や「CD・DVD」「ペン」などの「借りパク」!
借りたものは返しましょうね~~。