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インバウンド対策に通訳ガイドのノウハウを

状況は一喜一憂

ワクチンの接種が始まった等の明るい要素もあり、観光地にも少しづつ人が戻りつつあります。

 

しかし一方で、3月9日の報道によると東京オリンピック・パラリンピックで、海外からの一般客の受け入れを断念とのことで、五輪で海外観客が来てくれれば、新型コロナウイルスで激減したインバウンド(訪日外国人観光客)回復のきっかけになるとの思いも虚しく、状況はまさに一喜一憂です。

 

インバウンドの回復にはまだ時間がかかりそうです。

 

しかし、インバウンドは必ず回復します。

 

「いつ回復するか分からないのに、先のことなんて考えられない、そんな先までモチベーションが保てない」という声をよく耳にします。

 

私自身、通訳ガイドとして、不安になったり、仕事自体に疑問を感じたりするときがあります。

 

しかしながら、将来を見据えて今出来ることを考え、そして柔軟に前向きな行動をひとつづつ行っていくことが求められているのではないでしょうか。

 

時代の変化に伴い、今までのやり方を変えないとおいていかれてしまうかもしれませんし、古い価値観や考え方がないかチェックして、新しくプログラミングすることも必要かもしれません。

 

この点を具体的に通訳ガイドの立場から考えていきたいと思います。


通訳ガイドの特徴

まず、通訳ガイドは、実際に外国人観光客と接しているので、その動向、習慣、考え方、要望がダイレクトに把握できます。

 

また日本に住んでいるので旅館や飲食店、観光施設など受け入れる側の状況も理解できます。

 

双方の状況が分かるのは、通訳ガイドならではです。


唯一の外国語の国家試験をパスした通訳ガイドは「通訳案内士」と呼ばれ、外国人との間に立つという役割から「民間外交官」とも言われてきました。

今後は外国語で観光地を案内したり、文化や歴史など日本の魅力を紹介するだけでなく、私たちのノウハウを日本国内における外国人観光客を受け入れる側の方々と共有することで、日本の観光産業に寄与できると信じています。